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【試験・評価】リレーやスイッチの寿命試験に電子負荷装置を上手に活用!

課題 リレーやスイッチの電気的な寿命は、負荷の容量(接点電圧や接点電流)や周囲温度などの条件が同じであっても、接点開閉時の突入電流の大きさにより、大きく異なってしまいます。一般的に電子負荷装置を用いてリレーやスイッチの寿 […]
投稿日-2021年11月

 

課題

リレーやスイッチの電気的な寿命は、負荷の容量(接点電圧や接点電流)や周囲温度などの条件が同じであっても、接点開閉時の突入電流の大きさにより、大きく異なってしまいます。一般的に電子負荷装置を用いてリレーやスイッチの寿命試験を行う場合、CCモードの電子負荷をLOAD ONした状態で、負荷配線間に挿入したDUT(リレー/スイッチ)のON/OFFを連続的に行います

ON/OFFを繰り返す

しかし、LOAD ON状態でスイッチのON/OFFを行うと、負荷電流が急激に立ち上がり、オーバーシュートが発生しDUTの寿命を大きく引き下げてしまったり、オーバーシュートの影響で電源側の過電流保護回路が作動し、試験が中断される可能性があります。このような問題にはどう対処すれば良いのでしょうか?

解決

この問題は、電子負荷装置のソフトスタート機能を活用する事で解決できます。ソフトスタートは、負荷電流の立ち上り時間を制限する機能です。負荷電流が動作電圧以下の場合は、LOAD ON状態でも電流が流れることはありませんが、動作電圧以上になった時点で、設定されたスルーレートで電流が流れ始めます。このソフトスタート機能を適切に設定する事により、電圧が急に立ち上っても電流がゆっくり立ち上るためオーバーシュートが発生しません。また、常に同じ波形で立ち上げるので、再現性の高い試験が可能になります。

ソフトスタート機能

※弊社製品ですとPLZ-5W seriesやPLZ-5WH2 seriesがソフトスタート機能付き電子負荷装置になります。

関連事項

弊社では、電子負荷装置と直流電源を活用したヒューズの溶断試験機を特注品で承っております。詳細情報は以下の弊社ソリューション製品情報サイト「KIKUSUI mag(キクスイマグ)」からご確認いただけます。ご興味のある方は是非お問い合わせ下さい。

自動車用ヒューズ溶断試験ソリューション
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菊水電子工業株式会社

執筆者: 菊水電子工業株式会社

計測と電源のエキスパート・カンパニー 菊水電子工業のスタッフによる執筆です。

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