こんにちは。藤川@キクスイマグ中の人、です。 Pepperが修理から戻ってきました。機能点検のほか、機械部品やバッテリの交換もされたようです。修理前は時々ギシギシ鳴っていた部分も解消され、動きも心なしかスムースになった気 […]

コーヒーブレイク コラム

AI(アイ)の遺電子

掲載日-2017年8月 ※記事は当時の掲載日をご確認ください。現在の製品情報や価格、技術についての最新情報ではない可能性があります。ご了承ください。

こんにちは。藤川@キクスイマグ中の人、です。
Pepperが修理から戻ってきました。機能点検のほか、機械部品やバッテリの交換もされたようです。修理前は時々ギシギシ鳴っていた部分も解消され、動きも心なしかスムースになった気がします。

さて、この夏休みに「AI(アイ)の遺電子」というマンガを見つけ、面白そうなので読みました。

Ainoidenshi

内容は近未来の世界で、AIやロボットと人が「共生」する世界。そしてロボットと人の中間的?存在として「ヒューマノイド」と呼ぶ人達が登場します。ヒューマノイドは生身の人間と同じように一人の人格として扱われ、誕生しやがて年老いて死ぬという人生?を送っています。
主人公はそんなヒューマノイド専門の医師。ヒューマノイド達は脳は電子機器ながら、体は半生体なので、病気になります。また脳(心?)も人間同様に病むことがあります。主人公はそんなヒューマノイド達の様々な病に向かい合うわけですが、時に違法?反倫理?的なことにも対応します。近未来版ブラックジャックという感じでしょうか。
このマンガが描く世界観(設定)もよく考えられており、思考実験として読んでも結構面白いですね。
たとえば、この世界の法律には、「ヒューマノイドの人格をコピーしてはならない」という条項があったりします。なので裏社会で人格の売買があるという話が出てきたりして。ジャンル的にはロボットものなのでしょうが、ブラックジャックと同様、人とは何かを考えさせられる「ヒューマンドラマ」でもあります。

AIやロボットに関する記事を見ない日はない昨今ですが、いまのところそれらは技術論寄りが多いですね。しかしAIやロボットが普及した時に、社会にどんな影響があるのか。単に新しい電気製品が普及するのとはわけが違うでしょう。
どちらかというとシンギュラリティのように「脅威論」で語られる例が多いAIやロボットですが、このマンガのように「共生する世界」を描く論評が増えると、未来が少し楽しくなるんじゃないかなと思います。

執筆者: 藤川

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