SD002 BPChecker2000 V2/V3|アップデートモジュール

アップデートモジュール

PFX2000システムのアプリケーションソフト「BPChecker2000 VER3.X」の最新アップデートモジュールです。なお、このモジュールのインストールには、製品版BPChecker2000 V2またはV3 (BASICまたはFULLエディション)が既にインストールされている事が必要となります。

バージョン

3.1.9.424

更新日

2017/5/23

動作環境/条件

ご注意

  • ※7/8/10 x64環境でGPIB接続の恒温槽を使用する場合、64bit版のGPIBドライバー及びVISAライブイラリが必要になります。

ダウンロード

README – Updated 16 Apr, 2010

このファイルには、取扱説明書には記載されていない補足事項が含まれています。

  1. 必要なシステム
  2. カーネルモード USBドライバのインストール
  3. USB ケーブルについて
  4. GPIB とVISA ライブラリのインストール (恒温槽制御を行う場合のみ)
  5. 非日本語環境での動作
  6. PFX2000 USB SPY
  7. ATOK を使用した場合の問題
  8. PC 省電力機能に関する問題

必要なシステム

パソコン・ハードウェア
  • ハードディスクに20Gbytes以上の空きスペース(インストールに約40Mbytes消費)
  • プリンタ(印刷を行う場合のみ)
  • USBポート
OS

下記のいずれかのOS:

  • Windows 8 (x86, x64)
  • Windows 7 (x86, x64)
  • Windows Vista (x86, x64)
  • Windows XP (x86) SP2以降
  • Windows 2000 Professional (x86) SP4 + Update Rollup 1

注意:

  • 本製品はWindows NT4/Me/98/95では動作しません
  • 本製品はサーバーOS環境では動作しません
  • 本製品はIA64環境(Itanium CPU)では動作しません
ランタイムライブラリ
  • Microsoft .NET Framework 2.0以降
  • Microsoft Visual C++ 2008 Redistribution Package

注意:
これらは本製品のSETUPプログラムが必要に応じて自動的にインストールします。

GPIBボードとドライバ(恒温槽を制御する場合)

下記のいずれかのGPIB環境が必要:

  • National Instruments製GPIBボード
  • Agilent Technologies製GPIBボード
  • CONTEC製GPIBボード

カーネルモードUSBドライバのインストール

USBドライバのインストールとアプリケーションソフトウェアのインストールを行う順序は、下記の手順に従って下さい。

  1. PFX2121コントローラとPC(又はハブ)をUSBケーブルで接続する
  2. USBデバイスとして認識されたあとドライバのインストールを確認されるので一旦キャンセルする
  3. SETUPプログラムを使用してBPChecker2000システムをインストールする
  4. SETUPプログラムが終了したら、引き続きHardware Configuration Wziardを起動する
  5. ウィザードの第一画面で適切なUSBドライバを選択し、ドライバセットアップボタンをクリックする
  6. USBドライバのセットアップウィザードが起動するのでその指示に従う

USBケーブルについて

USBケーブルには元々ロック機構がありません。 しかしプリンタのような一時的に使用するデバイスと異なり、PFX2000システムは長時間動作させるものです。 そのため、ケーブルが抜けにくくなるような何かしらの対策を講じることをお勧めします。

GPIBドライバとVISAライブラリのインストール(恒温槽制御を行う場合のみ)

BPChecker2000では必要に応じて恒温槽を制御する事ができます。 恒温槽はタバイエスペック製のものが利用可能で、使用するインターフェースはGPIBまたはRS232のどちらかになります。 恒温槽制御をする場合は別途VISAライブラリのインストールが必要です。 またGPIBでの制御の場合は更に、使用するGPIBボードとOSに対応するGPIBドライバが必要です。

使用するGPIBのハードウェア環境やVISAライブラリのベンダーはユーザによって異なるため、 BPChecker2000のSETUPプログラムはこれらのソフトウェアを自動的にはインストールしません。 また再頒布ライセンスの都合上、これらを製品CD-ROMにも収録していません(KI-VISAを除く)。 必要に応じてGPIBハードウェアのベンダーから入手してください。

BPChecker2000で使用可能なVISAライブラリは下記のとおりとなります。 GPIBドライバーは使用するOSとGPIBボードに対応していれば、BPChecker2000では特に制限はありません。 また、恒温槽をRS232で制御する場合は、GPIBドライバは必要ありません。

  • NI-VISA 3.3以降
  • Agilent VISA (Agilent IO Libraries) Suite 15.0以降
  • KI-VISA 3.1.3以降
  • (いずれもOSによっては更に新しいバージョンが必要)

非日本語環境での動作

このアプリケーションは、日本語環境では日本語アプリケーションとして動作し、それ以外の環境では英語アプリケーションとして動作します。 OS側の言語環境は、コントロールパネルの地域設定に依存します。

本製品はUNICODEプログラムとして作成されているため、英語アプリケーションとして起動した場合であっても、使用する Windowsシステムでサポートされる全ての言語を使用することができます。

PFX2000 USB SPY

このプログラムは、アプリケーションのインストール後にショートカットも作られますが、取扱説明書にはその存在さえ記載されていません。 SPYプログラムは、 PFX2121コントローラユニットに対して USBで通信した内容を傍受・記録するソフトウェアです。通常の試験運用では必要のないプログラムですが、アプリケーションからの USB通信に問題があるような場合の状態監視に役立つ場合があります。また USBのトラフィック上を流れる制御コマンド、応答は全てバイナリになっており、その内容は現在ユーザ公開されていませんのでご了承ください。これは当初、システムの開発作業で必要になり作成したプログラムですが、保守サービス等での必要性を考慮して残しています。日本語環境であっても英語表示のプログラムです。

ATOKを使用した場合の問題

日本語入力IMEとしてATOKを使用した場合、BPChecker2000の各プログラムが正常に起動できなくなる問題が報告されています。 症状としては、アプリケーションが起動直後にハングアップしてしまうという症状です。 更に悪いことに、この状態でCtrl+Atl+Delでタスクマネージャを起動する事もできなくなるようです。 この症状はBPChecker2000の任意のプログラム(例えばTest Condition Editorなど)を幾つか複数起動した時に発生します。 具体的には、アプリケーションで使用しているEXEベースのCOMサーバを起動するためのCoCreateInstance()関数 (OLE32.DLL)を呼び出したままリターンしないという状態になり、その結果アプリケーションがハングしてしまいます。 それ以上の原因追求はできていません。

この症状は、TOK14を使用しているコンピュータ環境で確認されました。 それ以外のバージョンのATOKについては不明です。 また、最新版ATOKを使用した場合やOLE32.DLLのバージョンによっては問題が発生しない可能性もあります。 ATOKを使用している環境でこの問題が発生した場合の対策方法としては、ATOKを使用せずにMS IMEを使用する事です。 現時点で、ATOKを使用する環境でBPChecker2000の正常動作を保証する事はできませんので、ATOKを使用しないで下さい。

(追記:これは古い情報であり、最近のWindows環境には適用されないかも知れません。)

PC省電力機能に関する問題

PCの省電力機能が働いてサスペンド状態になってしまうと、 PFX2121コントローラの電源も落ちてしまいます。 (バス電源のため ) このあと、 PCをリジュームしても通信機能が正常に再開されず、 PCをリブートしないと再起不能になることがあります。この問題を回避する為には、 PCの省電力機能は必ずオフして下さい。ディスプレイだけの省電力設定であれば問題ありません。

リリースノート

VER 3.1.9.424
2017-4-25

システム全体

機能追加
直流電源と電子負荷の新しい組み合わせとしてモデルID 5113~5125を追加。
VER 3.1.6.420
2014-1-23

Graph Viewer

修正
充電時間0のグラフデータを開けない問題を修正。
VER 3.1.5.418
2013-9-25

Test Executive

修正
チャンネルモニタでの16進数標準ステータスコード表示において、にLOW-RANGE情報 (ビット0x0100)が含まれていない問題があった。
VER 3.1.4.417
2013-7-29

システム全体

改良
終止容量機能の変更(特注)
VER 3.1.2.410
2012-11-30

セットアップ

修正
試験フォルダーのアイコンファイルが正しくコピーされず、アイコンが表示されない問題があった。
VER 3.1.0.402
2012-2-29

Test Executive / Graph Viewer

修正
容量及び電力のオーバーフローフラグ(OFCPとOFPF)のカウント値を誤って計算し、間違った値を算出する問題があった。
改良
テキストファイルの生成でUTF-8エンコーディングのオプションが追加された。
修正
休止データ非表示のグラフで、モニタデータカウント数の計算が間違っている問題があった。
修正
解析範囲を指定するしきい値を設定すると、グラフの描画範囲、解析結果の時間表示が間違っている問題があった。
修正
グラフ垂直軸感度の自動計算が正しく1/2/5ステップになっていない問題があった。
改良
解析範囲を決定するしきい値の扱いを変更し、電流しきい値と判定方向の機能を追加した。 この新機能はCC-CV充電など電圧があまり変化しない動作の解析に特に有効である。
改良
モニタデータのリスト表示を充電・放電・休止で色分け表示するように変更した。
VER 3.0.6.391
2011-12-06

Graph Viewer

改良
PFX2511システム多点計測(OP01-PFXオプション使用)で終了要因が端子(セル)の終了電圧、温度、アンバランス電圧による場合、 その終了セル計測値が結果ビュー及びプリントアウトに表示されていなかったが、それらを表示するように変更した。
VER 3.0.5.390
2011-9-15

Test Executive / Graph Viewer

修正
PFX2511システムでセルの多点計測(OP01-PFXオプション使用)を5ノード以上で行った場合、試験開始直後の0秒データを正しく取得できない問題があった。
修正
PFX2511システムで計測したセルの多点計測(OP01-PFXオプション使用)でデータの欠落が有った場合、欠落した部分だけでなく全体のデータを誤って0.000と表示してしまう問題があった。
VER 3.0.4.389
2011-6-13

Test Executive

修正
アラーム発生で試験が中断した場合、容量測定値のオーバーフローフラグが試験結果データで計算されずに小さい値を示す問題があった。
VER 3.0.3.375
2010-11-16

Test Executive / Test Condition Editor

修正
試験条件ファイル名やグループ名が非常に長い場合、或いは試験条件ファイルの保存先フォルダが深すぎる場合、 試験実行を開始した時にアプリケーションがクラッシュする問題があった。 試験結果データのフルパス名はOSの制限により259文字を超えられない為、 このような場合には試験を開始できないように変更された。
修正
寿命判定をする際、放電容量を見て判定するべき所を誤って充電容量で判定している問題があった。
修正
恒温槽同期でアラームが発生した際に中断時の温度・湿度設定が無条件に適用されてしまい、 同期グループ内で継続動作している他チャンネルの試験の温度・湿度設定を妨害する問題があった。 修正されたバージョンでは、アラーム同期の動作ポリシーを「他のチャンネルも直ぐに停止する」 に設定した場合のみ、中断時の温度・湿度を設定する。
修正
恒温槽同期で設定タイムアウトが発生した場合に、中断時の温度・湿度設定が適用される問題があった。 修正されたバージョンでは、設定タイムアウト発生時にこれらを適用しない。
改良
試験条件ファイルを保存する際、フルパス名が200文字を超えた場合に警告を表示するように修正された。 試験条件ファイル自体はフルパスが259文字以内であれば保存可能だが、 自動的に名前決定される試験結果ファイル(.BPCG/.BPCL)のパスは更に長くなるため、マージンを考慮して200文字で警告を発する。
修正
古い特注仕様アプリケーションに最新アップデートを適用した場合、機種情報XMLを正しく読み込めない為にパルス放電時間を入力出来ない問題があった。
VER 3.0.2.374
2010-9-28

Test Executive

修正
試験結果ファイルを生成する際にハンドルリークがあり、この蓄積によってアプリケーションが数週間以内で不安定になったり突然終了する問題があった。
VER 3.0.2.372
2010-7-20

Test Executive

修正
PFX2021, PFX2511使用時にハードウェア保護設定が正しく行えない問題を修正した。
修正
容量値および電力値のオーバーフローが発生した場合に、該当する結果データの計算にオーバーフローの積算を考慮していない問題を修正。
修正
容量値および電力値のオーバーフローが発生した場合に、そのフラグが誤って次の試験サイクルに残留する問題を修正。
VER 3.0.0.362
2010-6-02

Test Executive / VbKit DLL

修正
テキストファイル生成時、終了要因がオプションボードに起因する場合にスロットと端子の番号が記載されていない問題を修正した。
修正
V3形式の試験結果ファイル(.BPCGファイル)をVbKit DLLで正しく読み込めない問題を修正した。
VER 3.0.0.359
2010-3-25

Test Executive

改良
テキストファイル生成時のキーワード不整合を修正。
VER 3.0.0.358
2010-3-02

Configuration Wizard / Test Executive / Graph Viewer

改良
モデルIDカスタマイズ画面で、リストをソートして表示するように変更。
修正
生成されるテキストファイルにおいて、VolumeとWeightの単位表記が間違っていた問題を修正。
修正
生成されるテキストファイルにおいて、セル(オプションボード)に関する終止条件の項目が含まれていなかった問題を修正。
改良
生成されるテキストファイルにおいて、温度の単位表記の文字化けを改善した。
修正
計測を行わないセル(オプションボード)端子に対して終止条件(最大電圧、最大温度、終止電圧)が間違って適用されている問題を修正。
修正
放電終了要因(Finished By)の表記に、充電終了要因のセル(オプションボード)情報が混在していた問題を修正。
VER 3.0.0.356
2010-2-22

システム全体 / Test Condition Editor / Test Executive / Graph Viewer

機能追加
直流電源と電子負荷の新しい組み合わせとしてモデルID 5104~5112を追加。
改良
外部電源装置での突入で保護機能が過剰に反応してしまうのを防ぐため、ソフトウェア保護ディレイのデフォルト値を0でない値に変更した。
修正
セル計測モニタをテキストに自動生成したときに、バッファーオーバーランが発生していた問題を修正。
修正
テキスト形式でデータを保存した際、セルのパルスHigh電圧が含まれていない問題を修正。
VER 3.0.0.353
2010-2-08

システム全体 / Configuration Wizard / Test Condition Editor / Test Executive / Graph Viewer

機能追加
New Version 3.0
機能追加
OP01-PFXオプション(セル電圧温度計測ボード)を装着したPFX2500シリーズ充放電ユニットのサポートが追加された。
機能追加
Windows 7 x86とx64エディションに対応した。(但しXP Modeでの利用は推奨しない)
Updated
試験条件ファイル(.bpct)、試験結果ファイル(.bpcg/.bpcl)の構造が変更され、旧バージョン(ver2.x)との互換性が無くなった。 ver3.0アプリケーションで既存のファイルを開き試験を実行する事は可能だが、生成した全てのファイル(試験条件等の上書き保存も含む)は 旧バージョンのアプリケーションでは開けないの注意する事。
機能追加
PFX2511用機種情報ファイル(XML)の最新リビジョンは「10」
修正
チャンネルページの操作をした後にブルースクリーン(カーネルモードでのクラッシュ)が発生する場合があった。
機能追加
セル電圧・温度に関する編集用フォームを追加した。
機能追加
扱えるシーケンスシートの数を15から20に増やした。
Removed
テキスト入力における自動補完機能(インテリセンス)を削除した。
改良
新規試験条件作成時のパルス放電時間デフォルト値を0.5msから5.0msに変更した。 一部のモデルIDでは0.5msでは許容範囲外になっていたが、全モデルIDで範囲内となる値に変更する事により範囲外エラーが起きにくくなった。
機能追加
セル電圧・温度に関する表示用画面を追加した。
改良
アプリケーション表示エリアの無駄を解消するため、恒温槽ペインの表示を左下に移動した。
改良
終了・中断時の恒温槽設定が有効な場合、アラーム発生時にもそれが適用されるようになった。
修正
Config Wizardにて湿度設定をやらないと指定されていても、TestExec側での試験終了・中断時の恒温槽設定において、湿度が強制的に設定される問題があった。
改良
リサイクル動作を行った場合に、充電グラフ、放電グラフ、充電結果、放電結果の表示がクリアされるようになった。
改良
テキスト形式での試験結果で、Release Voltage (及びCurrent, Temp)をOpen Voltageという表現に変更した。
改良
テキスト形式での試験結果で、コード番号のみだった終了要因(FinishedBy)をコードと説明の併記に変更した。
修正
グラフY軸のスケールを狭くした時、範囲から外れたデータがゴミとして描画される問題が有った。
改良
Y軸最大値が小さい場合に凡例数値が正しく表示されるように小数点桁数を増やした。
VER 2.5.5.326
2009-7-06

Test Condition Editor / Test Executive / システム全体

修正
共通シーケンステンプレート(.SIファイル)が正しく作成出来ない問題を修正(VER 2.4.0.292以前では発生していない)。 アプリEXEではなく、DbEngine-DLLでの修正。
修正
共通シーケンステンプレート(.SIファイル)が正しく読み込み出来ないため、 異なる試験条件同士を組み合わせた恒温槽動機運転が出来ない問題を修正(VER 2.4.0.292以前では発生していない)。
Updated
Visual C++ 2008 SP1再頒布パッケージを使用する様に変更された。 BPChecker2000のSETUPプログラムにはこれが同梱されている。
VER 2.5.4.322
2009-2-16

システム全体 / Hardware Configuration Wizard / Test Condition Editor / Test Executive / Graph Viewer

機能追加
既存のPFX2000の他に、新しいPFX2500シリーズ充放電ユニットのサポートが追加された。
機能追加
既存のWindows XP及び2000の他に、Windows Vista x86とx64エディションに対応した。 (但し、Windows XPはSP2以上、Windows 2000はSP4+アップデートロールアップ1をそれぞれ必要とする。)
Updated
PFX2000コントローラのUSBドライバーとして、Windows XP/Vista (x86/x64)ではMicrosoft製の 汎用WINUSBドライバーを使用するように変更された。Windows2000(x86)では従来のドライバーを使用する。
Updated
VER 2.5.xから、Visual C++ 2008再頒布パッケージと .NET Framework 2.0を使用する様に変更された。 BPChecker2000のSETUPプログラムにはこれらが同梱されている。
改良
USBドライバーの選択及びセットアップ機能を1/3ページに追加した。
改良
PFX2500シリーズに必要なモデルID書き込み機能を2/3ページに追加した。
修正
充電シート又は放電シートを表示中にメインウインドウをリサイズするとコントロールの表示が消えてしまう問題を修正。
修正
Lowレンジデフォルト機能適用時、放電時間設定が消滅してしまう問題を修正。
改良
試験条件フォームを切り替えただけでアプリケーションを終了したときに、無意味な文書保存確認のダイアログを出さないようにした。
改良
「(試験データの)内容削除」機能の操作方法が分かりにくかったためGUIを改良した。 またこの機能は、「リサイクル」と名称変更された。
改良
C/Dグラフの垂直軸がカラー表示になった。
改良
重ねの無い単独グラフでは、「保存しますか」のダイアログを出さないようにした。
改良
別々のダイアログだったコメント入力と印刷ヘッダの入力を単一のダイアログに変更した。
VER 2.4.0.292
2008-7-14

Test Executive, Graph Viewer

修正
アップデートモジュールを適用した直後に、 リスト表示部(Test Executiveのチャンネルリスト、Graph Viewerの試験情報表示)が空白になってしまう問題があった。
VER 2.4.0.289
2008-6-25

Test Executive / Graph Viewer

修正
既にバックアップ(リサイクル)を終えているチャンネルに対して再度のバックアップを行う操作をし、 その際にデータ・バックアップ・ダイアログで「フォルダ表示...」ボタンをクリックすると、アプリがクラッシュしてしまう問題があった。
修正
PWMパルス充電機能にのPULSE-2モードで生成した試験データに対し、パルスHigh/Lowのモニタデータを正常に表示・印刷・テキスト生成できない問題があった。
VER 2.4.0.288
2008-6-05

全体システム / Event Spy

改良
PWMパルス充電機能に、PULSE-2モードが追加された。(但しオプション)
改良
データ取得または表示の際、イベントのフィルタリングが可能になった。
改良
日本語GUIが追加された。
VER 2.4.0.271
2008-3-12

Test Executive

修正
恒温槽同期又はインピーダンス計測同期を使用している場合に、予備放電専用試験シートが適用されない問題があった。 代わりに、「前のサイクル」の放電シートが常に間違って適用されていた。
VER 2.4.0.270
2007-12-25

Graph Viewer

改良
C/Dレポートがインピーダンス計測データを含むように変更された。
改良
容量データのフォーマットを小数点以下5桁([Ah]単位の場合)に拡張した。
VER 2.4.0.258
2007-5-01

Test Executive

修正
CC-CV放電モードにおいて、休止時間の設定が正しく実行時に適用されない問題があった。
VER 2.4.0.257
2007-3-12

Test Executive / Hardware Configuration Wizard

修正
恒温槽同期時に、同期待ち動作中、インピーダンス計測中、又は温度設定中の 何れかのタイミングで停止操作をすると、 同期動作が以上になったり試験サイクルが正常に継続されなくなる問題があった。
機能追加
恒温槽シミュレーション機能が追加された。 この機能を利用すると、実際の恒温槽がなくても同期運転を行なうことが出来る。 恒温槽実機を使用せずに同期運転を行ないたい場合に便利である。
機能追加
恒温槽シミュレーションドライバーを選択できるように変更された。
VER 2.4.0.256
2007-2-26
修正
恒温槽同期における「同期アラーム」ポリシーを「他のチャンネルはサイクル終了時に停止する」を選択した場合、 アラーム発生時の同期運転が進行しなくなる問題があった。
修正
チャンネルに対してRUN命令を送った後にファームウェアから例外が発生する場合があり、 その場合にチャンネルのステータスがIDLEを保持したまま正しくRUN状態に切り替わらない問題があった。 恒温槽同期時にこの現象が起きると同期動作が正常に行なわれなくなる問題があった。
改良
インピーダンス計測待ち状態のチャンネルに対して、インピーダンスステータスに (waiting...)を表示するように修正した。
VER 2.4.0.255
2007-2-05

全体システム / Hardware Configuration Wizard / Test Condition Editor / Test Executive / Graph Viewer / Graph Explorer / PFX SPY

改良
Windows Vista (Home Basicを除く、32bit版のみ)に対応。 Vistaで導入されたUAC (User Account Control)への対応、新デスクトップテーマ(Vista Basic, Aero等)適用時のGUI問題等を修正。
修正
Win2k/XPの非管理者権限で実行できない問題を修正。ユーザが関知しない動作にProgramFiles/Kikusui/B2k.V2ディレクトリへ _Store1.XMLファイル(試験進行状態の永続記録を保存したもの、XML形式)の書き出しがあったため、 非管理者権限では正常動作しなかった。修正版では、 C:/Documents And Settings/ユーザ名/... 以下 (2k/XP) C:/Users/ユーザ名/... 以下 (Vista) への書き出しに変更する。既存ユーザでのアップデート時に、従来の位置のXMLファイルを新しい位置へ移動する処理も行なう。
改良
全チャンネル検索を実行すると非常に待ち時間が長いので、進行メーターを設置した。
修正
数値入力エディットボックスで、CTRL+C(Copy), CTRL+X(Cut), CTRL+V(Paste), CTRL+Z(Undo)が操作できない問題を修正。
修正
データ生成先フォルダーが削除されていたりロックされている場合にフォルダーのバックアップが失敗するが、それを正しく認識せずに無視してしまう問題を修正。
修正
特定の恒温槽ユニットでI/Oエラーが発生した場合、該当恒温槽と関連しない他のチャンネルのスケジュールまで影響を受けて止まってしまう問題を修正。
修正
試験開始前に恒温槽がI/Oエラーになっている状況でも開始操作ができてしまう問題を修正。 修正版では恒温槽エラーを解消するか恒温槽割り当てを開放しない限り、そのグループは試験開始できない。
改良
チャンネルリスト表示で「インピーダンス」表示形式のデフォルトをコードからニモニックに変更した。
修正
重ねグラフ文書(.BPCO)を開いた時に、参照先BPCG/BPCLの1個が削除されてしまっった場合、全体が開けなくなる問題を修正。 修正版では、不在ファイルに警告表示をする。
改良
グラフ重ね選択のダイアログ(CD, LIFE)で、Remove/Add操作をせずにドラッグドロップ操作で順番を入れ替える機能を追加。 またリサイズ可能なこれらのダイアログのサイズを永続的に記憶するように変更される。
改良
グラフ文書ウインドウのサイズを記憶する機能を追加。元々の位置保存機能でも文書表示位置は保持されていたが、 閉じる時に不用意に保存されてしまうため、そのサイズを永続的に保持する事が出来なかった。
改良
CDグラフのスケーリングを、0:充電グラフ、1:放電グラフ、2:コンビネーショングラフ、に対して個別に設定できるように変更。
改良
グラフのカラーリング設定をデフォルトに戻す操作を追加。
改良
GUIを2カ国語(Japanese, English)にした。
修正
全CHモニタパケットの16進ダンプに対して、デフォルトで各CHのヘッダ部分を色分け表示。 CH検索でのハイライト表示が正常に行なわれないバグも合わせて修正。
VER 2.3.3.251
2006-10-26

Graph Viewer

修正
サイクル番号が1から始まらないLIFEデータの内容が「---」になってしまう問題を修正。
修正
サイクル番号が1から始まらないLIFEデータをテキスト生成した場合にサイクル番号が1から始まってしまう問題を修正。
VER 2.3.3.237
2006-8-24

Test Condition Editor / Test Executive / Graph Viewer

修正
他のプロセスでロックされている試験条件ファイルを開けない問題を修正。
修正
他のプロセスでロックされている試験条件ファイルを読み込んだ時にSYSERRが発生する問題を修正。
修正
放電に於いて容量算出電圧を終始電圧よりも高く設定された場合に、エネルギー[Wh]データが間違って算出される問題を修正。
VER 2.3.3.236
2006-7-21

Test Executive / Graph Viewer

修正
20V対応モデルで-dV設定が10倍間違っている問題を修正。
修正
飛び飛びに生成されたLIFEグラフでサイクル情報が前方へ詰めて表示される問題を修正。
修正
パルス放電データをテキスト保存した時にPULSE時のVoltデータが"---"になる問題を修正。
修正
100本を超える重ねグラフ表示で、色の繰り返し単位がが99になっていたがこれを100に修正。 指定可能な色番号は1-99ではなく1-100に変更された。
VER 2.3.3.232
2006-5-09

Test Condition Editor / Test Executive / Graph Viewer

改良
テキスト入力のオートコンプリート機能をON/OFFできるように変更。
修正
レンジを切り替えた時にCRパルス放電テキストボックスの内容が壊れる問題を修正。
修正
テキスト生成でパルス9値以上の試験条件が欠落していた問題を修正。
改良
恒温槽制御にGPIBだけでなくRS232Cが利用可能になった。
修正
恒温槽使用時、「同期しない」条件の試験シートでもウェイトが実行される問題を修正。
修正
試験開始ダイアログで、全選択機能の有効化・無効化処理が正しく更新されない問題を修正。
修正
「記録を残さない」条件で TXT(又はCSV等 )テキストファイルが削除されずに残留する問題を修正
修正
恒温槽同期時に、ゼロスケジュール (充放電時間、休止時間の合算がゼロの試験シート適用時 )をスキップせずに「最低保証 REST時間」だけ実行するように変更。その REST時間は 通常59sとする。ただし試験条件サマリ画面では 0:00:00と表示される
修正
マイナスの温度測定データがNAN(値なし)扱いされてしまう問題を修正。
修正
Pulse放電で終了電圧、容量計算電圧が表示・印刷されない問題を修正。
修正
グラフ印刷時、放電結果に開始電流・終了電流が表示されない問題を修正
修正
グラフ印刷時、充電結果に開始電流が表示されない問題を修正
修正
CC-CV放電時の試験条件に、 Itマスク時間・ CC時間が表示されない問題を修正
修正
100本を超える重ねグラフ描画での色化けを修正。 100を超えた場合は色選択が繰り返すので、 No.101のグラフは No.1グラフと同じ色になる。
VER 2.3.3.203
2005-6-21

Test Executive / Test Condition Editor / Graph Viewer

改良
モニタデータ及びリザルトデータ取得失敗時のリトライ機能を追加。
改良
新規試験条件作成時に適用されるデフォルトモデル IDを記憶できるように変更
修正
レンジを切り替えた時にCRパルス放電テキストボックスの内容が壊れる問題を修正。
修正
容量比基準サイクル番号指定のナンバリングに関するバグ修正
VER 2.3.3.200
2005-4-18

Test Condition Editor / Graph Viewer

改良
前回終了時のウインドウ位置を記憶するように変更。
改良
インピーダンス計測値の表示単位を[Ω]から[mΩ]に変更。
VER 2.3.3.197
2005-3-01

Test Executive / Graph Viewer

改良
完了サイクル番号の変更機能が、従来は INC/DECのみの操作だったが、任意の数値を指定することができるように変更された。
修正
温度計測データに無効計測値 (NAN)が含まれている場合、グラフが正常に描画されない問題を修正。
修正
記録方法にAuto Delta-Tを指定した場合、レポートにその内容が正しく記載されない問題を修正。
修正
温度計測データに無効計測値 (NAN)が含まれている場合、グラフが正常に描画されない問題を修正。
VER2.30 (2.3.3.190)
2004-11-24

Test Executive / Graph Viewer

改良
充電結果のデータを充電終了時のモニタに反映させるようにモニタデータの生成方法を修正。同様の修正を放電モニタにも適用。
改良
動作フェーズ遷移時(充電→休止など )のモニタデータを強制的に記録するようにモニタデータの生成方法を変更。
修正
試験データのバックアップ (内容削除含む )を連続して行った際に、バックアップ動作が正常に行われない問題を修正。
修正
パルス放電の結果データに終了電圧の項目が抜けていた問題を修正。
修正
画面リフレッシュ機能が動作していなかった問題を修正。
VER2.30 (2.3.2.184)
2004-9-24

Test Condition Editor / Test Executive / Graph Viewer

改良
CR充電及びCR放電(オプション機能)の抵抗値パラメータの単位表記を[ohm]/[kohm]切り替え可能に変更した。 但しそれに伴い、電池インピーダンスに関する単位表現が[ohm]単位に固定された。
修正
モニタのゼロポイントデータ(試験開始直後の計測値)の取得方法を変更。 試験条件設定後に明示的にモニタ動作を行い、それをゼロポイントデータとすつように変更した。
修正
CPパルス放電のテキストデータ出力が正しくなかった問題を修正。
修正
複数の印刷ページヘッダ(プレビュー含む)で日付時刻情報が統一されない問題を修正。
VER2.30 (2.3.1.165)
2004-6-11

Test Condition Editor / Graph Viewer

改良
20Vモデルを標準でサポート(モデルID=21を追加)
修正
パルス充電時の印刷レポートで充電結果テキストが他のテキストに重なってしまう問題を修正。
改良
グラフ選択ダイアログで、従来の追加・削除の他に、挿入機能を追加した。
VER2.02 (2.2.1.164)
2004-6-04

Test Executive

修正
インピーダンス計測ユニットを使用しないシステムで試験を実行出来ない問題を修正。 これはBuild#163での修正時に副作用で発生してしまった問題。
VER2.02 (2.2.1.163)
2004-3-06

Test Condition Editor / Test Executive / Graph Viewer

改良
時間パラメータを設定する際、「秒」単位を指定できるようになった。(特注バージョンのみ)
改良
試験データ生成時、ターゲットディレクトリが削除されている場合は強制的にそれを作成するように変更し、 予期せぬファイル書き込みエラーを回避するようにした。
修正
試験の停止・実行を繰り返すと、インピーダンス測定がAuto Zero Adjust表示のままサイクルが進行しなくなる問題があった。
修正
充電と放電のグラフを両方表示した場合、重なって表示されていた。修正版ではサイドバイサイドの表示に変更
VER2.02 (2.2.1.155)
2004-2-10

Test Executive / Graph Viewer / Hardware Config Wizard

修正
CPパルス放電時のデータ表現で、試験条件の電力単位が[W]であるべき所が[A]となっていた。
改良
結果の終止要因項目に、「300:外部要因の終止条件、Ext_CutOff)を追加 。
修正
生成データに埋め込まれるチャンバーのモニタデータが、設定データの単純コピーになっていた。 修正版では各試験フェーズ終了直前のモニタデータになっている。
修正
Test executionパネルで試験条件の一斉割り当てをすると、実行中チャンネルモニタが消えてしまう問題があった。
修正
結果表示欄で、パルス放電の時、開始温度が2行書かれている問題があった。
修正
CPパルス放電時のデータ表現で、試験条件の電力単位が[W]であるべき所が[A]となっていた。
改良
結果の終止要因項目に、「300:外部要因の終止条件、Ext_CutOff)を追加 。
修正
チャンバー温度・湿度のモニタ値が結果データに反映されていない問題があった。
改良
起動直後、現在のチャンネル構成が表示されず、最検索をしないとチャンネル構成が表示されなかった。
VER2.02 (Patch #153)
2003-12-15

Test Executive

修正
このシートが初めて使われる時に予備放電をする」で指定された予備放電を行う際、恒温槽の設定で間違った試験シートの内容が使われていた。
修正
8値を超えるパルス放電が指定されると、試験実行時に生成されるテキストデータで試験条件部分が欠落する問題があった。
VER2.02 (Patch #152)
2003-11-26

Test Condition Editor / Test Executive / Graph Viewer / Group Admin

改良
SIファイル(共通シーケンステンプレート)を使用する試験条件BPCTファイルを開く際、 SIファイルが見つからない場合はそれを開くことができないが、その場合に見つからない SIファイル名をメッセージで表示するように変更された。
修正
充電開始直後、電池劣化などで直に試験終了になる場合に次のサイクル試験へ進まない問題を修正した。
修正
充放電ユニット(チャンネル)のプロパティ表示において、ROMバージョンとLONバージョンのマイナー番号表記が1桁になっている問題を修正した。 現在は2桁を表示する。
修正
プログラム起動直後にチャンネルが自動接続される場合、電流レンジ情報が実機と一致しない場合がある問題を修正した。
改良
チャンネルペイン上からサイクル番号の微調整を行う増加減少機能において、操作後にウィンドウからフォーカスが外れてしまうために連続操作がしにくい問題を修正した。
修正
容量算出電圧ポイントの検索及び平均電圧計算が正しくない問題を修正した。
改良
グループを追加削除した場合、自動的にTest Executiveへ通知するように変更した。
VER2.02 (Patch #150)
2003-10-20

Hardware Config Wizard / Test Condition Editor / Test Executive / Graph Viewer

修正
チャンネル検索結果が以前に使っていたチャンネル数よりも少ない場合、いなくなったチャンネルの記録がコンフィグレーション XMLファイル内に残留する問題があった。
修正
すべてのh/min設定を9999h59minまでの設定範囲に変更した。
修正
予備放電シートに他の放電シートのコピーを貼り付けしようとするとアクセス違反が発生していた。
修正
試験条件割り当ての実行時変更を行った時、モニタ中のCHリストの先頭だけ変更されずに古い試験条件のままになる問題を修正。
修正
予備放電の途中でSTOP操作を行うとサイクル番号が1個進んでしまう問題を修正。 例えば予備放電(1)を実行中にSTOPすると完了済みサイクル番号が1になってしまい、 再実行時に予備放電(2)を始めていた。
改良
END状態でのサイクル番号表示の括弧が紛らわしいので、[]に変更した。
改良
恒温槽同期時、アラームが発生したCHをグループからアンバインドする事ができず、グループの全工程を終えるまでそのCHを再利用できなかった。 これを修正し、恒温槽同期グループ実行中でもアラーム発生CHに対して内容削除操作だけを個別に行えるようにした。 内容削除さえできれば個別にアンバインドが可能になる為、他のグループにバインドし直すことが出来る。
修正
HDD残量警告ロジックで、モニタリストの先頭CHに関連付けされたハードディスクディレクトリのみに対して残量チェックをしていた。 また警告と自動停止処理は全CHに対して行っていた。更に試験データのサブディレクトリ作成時に誤って残量不足と誤認識していた。 これらの原因によって試験が理由もなく停止してしまう問題があった。
改良
HDD残量警告状態で、CHリスト表示の「状態」カラムに「HDD Warning」を表示するようにした。 残量不足問題が解決した時には自動的にその表示は消える。
修正
恒温槽同期のキューイングメカニズムに問題があり、Test Executionパネルを頻繁に操作すると恒温槽同期が正しく行われない問題があった。
改良
Test Executionパネル[START]で試験条件を個別選択する場合、試験条件ファイル数が多い場合に全部を表示しきれない問題があった。 コンボボックスをやめてポップアップメニューのGUIに変更した。試験条件ファイル数が多い場合はメニューが垂直にスクロールする。
修正
Test Executionパネル[START]で試験条件を変更した場合、「試料名」の項目が変更されずに以前のものが残ってしまう問題があった。
修正
サイクル試験開始0秒後のポイントデータをゼロに強制するように変更した。(Ahと同じ処理。) 以前は前サイクルの残留データが0秒ポイントに当てられていた。
修正
インピーダンスメータがアラームを発生した場合、計測完了を待たずに他のチャンネルへ強制マップしてしまい、 コネクションエラーが発生していた。インピーダンスメータがアラームを発生した場合には、その際の計測データを無効化するように変更された。
修正
試験実行中にOS(Windows)から取得されるハンドルを一部返却していないため、メモリーリークを起こしていた。
改良
寿命NG判定で試験を止める場合、従来は中断扱いだったがEND扱いするように変更した。
修正
恒温槽を割り当てたままグループを削除した場合、その恒温槽番号を他のグループに割り当てできなくなる問題があった。
改良
グラフの解析表示欄には重ねグラフの連番が表示されるが、どの電池のものか識別しづらいため、「試料名」の情報を追加した。
修正
C/Dグラフ解析表示の「平均電圧」が「容量算出電圧までの平均」ではなく「全ポイント平均」になっていた。
修正
「容量算出電圧」の「グラフ表示オプション」が機能していない問題を修正した。
修正
左側ツリー表示で、フォルダ表示部分をダブルクリックするとアクセス違反を発生していた。
改良
Graph Explorerプログラム(英語版のみ、日本語ファイル名の処理可能)、及びその起動メニューを追加した。 Graph Explorerは、ファイル拡張子、インストルメントID、チャンネル番号、サイクル番号をキーに試験データを検索できるツール。 Graph Viewerにドラッグ&ドロップで転送できる。
修正
C/Dグラフデータを開く際、データファイル内部ヘッダに刻印されているデータ個数に対して実際のファイルサイズが小さい場合に、データ表示が全くできなかった。
修正
C/D及びLIFE試験データを追記する場合、試験のやり直し等で同じサイクル番号が既に存在する場合にはデータの上書きになるが、 その場合のサイクル検索アルゴリズムに問題があって、データ構造を壊す事があった。
改良
試験データファイルの書き込みに失敗した場合、Windowsイベントログを残す機能が追加された。
VER2.00
2002-11-06
改良
[ファイル形式]ER1.x(以下V1と表記)では、試験条件(.BPCT)、C/Dデータ(.BPCG)、Lifeデータ(.BPCL)の各ファイルが全てXML形式になっていた。 しかしXML形式では、データ量が多いと構文解釈(パージング)に極端な時間がかかっていまう。 そのためV2ではこれらを全てバイナリ形式に変更した。(ファイル拡張子はそのまま。) Test Condition Editorでは、従来のV1/XML形式BPCTファイルをそのまま読み込むことが出来る。 ただし、保存する場合は全てV2バイナリ形式となる。 Test ExecutiveはBPCG/BPCLファイルをV2バイナリ形式でのみ生成する。 Graph ViewerはV2バイナリ形式のBPCG/BPCLファイルのみを取り扱うことが出来る。 従来のV1/XML形式をそのまま読み込むことは出来ない。 V1/XML形式のファイルを処理したい場合は、別途提供されるデータコンバータを使用して一旦V2バイナリ形式に変換する必要がある。
改良
[テキストファイル生成]Test Executiveは新機能として、試験実行中にバイナリデータと並行してテキスト形式のデータを生成する事ができる。
改良
[試験プロジェクト]プロジェクトの概念は廃止された。 V1では全ての試験条件ファイル(.BPCT)、試験データファイル(.BPCG/.BPCL)を単一のハードディスクフォルダ階層下に置かなければならなかったが、 V2では全く別々のドライブ或いはフォルダに置くことができる。極端な例ではネットワーク上のドライブにこれらを置くことも可能だが、 ネットワーク障害などがあると試験を破綻させてしまうのでこれは推奨しない。
改良
[グループ]グループの概念はV1にも存在したが、V2では少し変わっている。 まず、「グループ」とはハードディスク上の具体的なディレクトリ(フォルダ)と1対1の関係になる。 特定グループに属する全ての試験条件、及びそれらを使用して得られた試験結果データは、 全てその該当グループに対応したハードディスクのディレクトリ傘下に配置される。 逆にグループが異なれば、一切の試験条件を共有できなくなる。 この絶縁性を利用して、ユーザ毎、試験プロジェクト毎、のような分類をして運用する事もできる。 グループにの中には試験条件ファイルをいくつでも作成する事ができる。 (実際にはグループに対応するハードディスクのディレクトリにBPCTファイルを保存する。) そしてその試験条件をチャンネルに割り当てて試験を実行すると、その試験結果データは、試験条件ファイル名と同名のサブディレクトリの下に配置される。 そのため同じグループ内の同じチャンネルであっても、試験条件が異なれば結果ファイルの生成場所も異なる。 +グループフォルダ / 試験条件ファイル.BPCT +試験条件ファイル +[CH_x_xxx] / 試験結果データ(大量の.BPCG/.BPCL) +[CH_x_xxx] / 試験結果データ(大量の.BPCG/.BPCL)
改良
[グラフ]V1で使いにくかった、プロジェクトの概念が廃止された。これによって、C/Dデータ、Lifeデータの指定方法の自由度が向上した。 更に、Windows Explorerからのドラッグ&ドロップをサポートした。 拡張子BPCGのファイルをGraph Viewerの背景部分(ダークグレイの部分)にドロップするとC/Dグラフがすぐに表示され、 BPCLファイルをドロップするとLifeグラフがすぐに表示される。 複数のファイルを選択すれば自動的に重ねグラフになる。 ドロップする場所をグレイの部分ではなく既に開いているグラフドキュメントにした場合は、 そのドキュメントと新たにドロップしたファイルとの重ねになる。 通常Windows Explorerから複数選択でドラッグ&ドロップするのは、同じフォルダ内にあるファイル同士であるが、 検索結果ウインドウなどを使用すれば、ファイル名に共通性のある(しかしフォルダは別々の)複数ファイルを1回の操作で重ねグラフにすることも可能である。
VER1.10
2002-3-18

Test Condition Editor / Test Executive / Graph Viewer

機能追加
Recording MethodにおいてDeltaTと排他的に選択できる新機能。 長時間試験では試験データ(モニタデータ)の総量が多くなってしまうため、逆にデータ総量の上限を決めてしまうという機能。 各試験フェーズで、予測される最大試験時間から算出して内部的にDeltaT値を決定する。
改良
従来2CHペア動作だったチャンネル追加操作を1CHずつの動作に変更。 これは将来登場する大容量の充放電電源ユニットがチャンネルペア構造にならないため、機能をより汎用化するための措置。 同じ理由で、Remove機能も2CHペア動作を廃止。
修正
C/D Graph、重ねデータ追加ダイアログで、サイクル#00001が表示されない問題を修正
修正
パルス充放電データの解析処理が正常に行なわれない問題を修正
修正
Read-Onlyメディア(CD-Rバックアップ等)に直接グラフプロジェクトを設定できない問題を修正
修正
一部のダイアログでリサイズ時にボタン位置が追従しない問題を修正
機能追加
C/D Graph, Life Graph, 重ねデータ追加ダイアログで最初に表示されるGroup/Channelが適切なものになるように改良

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