キクスイからのお知らせ

KHA1000/3000バージョンアップ対応について

2022-10-24

このたび、高調波/フリッカアナライザ KHA1000/KHA3000が、IEC61000-3-2:Ed5.0(2018)、JIS C61000-3-2(2019)及びIEC61000-3-3:Ed3.1(2017)に対応いたしました。現在出荷されている製品はすでに上記規格に対応しておりますが、お手持ちの製品についても、KHA本体とアプリケーションソフトのバージョンアップを行うことで、上記規格への対応が可能となります。下記をご参照の上、ご検討・ご用命くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

1. 対象製品およびバージョン

kha ver
※お手持ちの製品のバージョンは、KHAシリーズ本体電源投入時の画面に表示されます。アプリケーションソフトウェアのバージョンは上記アプリケーションソフト内のメニューバーにあるヘルプ(H)-バージョン情報でご確認頂けます。表示されたバージョン番号が上記新バージョン以降のものであれば、バージョンアップは不要です。

2. バージョンアップ方法について

お客様にてWebからダウンロードしたファイルを使用し、KHA1000/3000本体のROM書き込みと、アプリケーションソフトSD005-KHA/SD006-KHAのバージョンアップを行ってください。

  1. 配布形態:Webからダウンロードのみ。(マニュアルはPDFのみ(Webからダウンロード)
  2. 費用:無償 (*KHA3000 Ver3.0以前の場合は有償)
  3. 過去の試験データ:バージョンアップ後も読み込み可能です。(上位互換)※4章をご確認ください
  4. 別途ご用意いただくもの:本体バージョンアップにはCFカード(容量512MB以下のみ使用可)が必要です。 忘れずにお客様での準備をお願いしてください。また、CFカードにファイルコピーをする際、カードリーダーも必要ですので合わせてご用意ください。

※KHA3000 Ver3.0以前の場合
本体バージョンVer3.00以前の本体をお持ちの場合は、弊社にてKHA3000本体のROM書き込みを行う必要がございますので、弊社営業担当へご連絡ください。またその場合、本バージョンアップには、作業・点検費用として¥45,000が別途必要となります。予めご了承ください。

3. 最新アップデートモジュール ダウンロード先

Webサイトからの無償提供のみとなります。従来あった有償アップデートキットはなくなりました。

ファームウェア

  • アップデート中はKHA本体の電源が切れないようにしてください。(修理が必要となることがあります)
  • 終了後はENTERキーを押しながら電源を投入し、測定画面が表示されるまでENTERキーを押し続けてください。工場出荷リセットが行われます。(忘れると誤動作することがあります)
ダウンロード先

KHA1000 Ver 2.00:https://kikusui.co.jp/dri-fir-upd/kha-1000-firm/
PC との接続を USB で行っている場合は SYSTEM キーを押してインタフェースの設定をやり直してください。 設定後は電源再投入が必要です。

KHA3000 Ver 3.50:https://kikusui.co.jp/dri-fir-upd/kha-3000-firm/※3.00以前は点検費必要

アプリケーションソフト

  • Windows10/11で使用可能です。Windows XPおよびそれ以前のOSでは動作いたしません。
  • Windows7でも動作いたしますが、保証対象外となります。
  • ファームウェアも同時にアップデートする必要があります(動作不具合の原因になります)
  • アップデートするにはあらかじめ製品版のソフトがインストールされている必要があります。初期バージョンの古いソフトはインストール後、起動時にエラーメッセージが出ることがありますが、かまわずアップデートを行ってください。アップデート後は正常起動しますので支障はございません。
ダウンロード先

SD005-KHA(KHA1000 用) Ver3.9.0:https://kikusui.co.jp/dri-fir-upd/sd005-kha/

SD006-KHA(KHA3000 用) Ver2.7.0:https://kikusui.co.jp/dri-fir-upd/sd006-kha/

4. バージョンアップ時の注意点

1. 本体/アプリとも、必ず同時にバージョンアップしてください。
※本体だけバージョンアップして、アプリをバージョンアップしなかった場合、「試験は実行できてもPDF作成ができずエラーになる」場合があります。アプリだけバージョンアップして、KHA本体をバージョンアップしない場合、新規格に対応せず、従来規格での試験しか行うことができません。

2. バージョンアップ後も PCR-L/LA/LEを制御することができます。

3. バージョンアップ後も旧バージョンの試験結果ファイルを読み出し可能です。
なお、IEC61000-3-2 Ed4.0、Ed3.0A2(高調波)及びIEC61000-3-3 Ed3.0(フリッカ)をIEC61000-4-15 Ed2.0(フリッカ測定技術規格)を用いて試験した試験結果ファイルについてはレポート印字時にそれぞれ最新の規格名に置き換えられて印字されます。これは規格上、試験の内容自体が旧規格と変わらないためです。古い規格番号でレポート出力が必要な場合は、「現地規格名機能」をご使用いただくことでレポートに旧規格名を印字することが可能です。KHA3000には本体にもアプリにも現地規格名機能が搭載されていますのでアプリソフトは不要ですが、KHA1000の場合はアプリにのみ現地規格名機能がないため、現地規格名機能が必要な場合はSD005-KHAを新規でお買い上げいただくか、予めアップデート前に必要な結果ファイルを印刷し、PDF化しておいていただくようお願い申し上げます。

4. 万が一、アップデート中の電源遮断などが原因で、KHA本体のバージョンアップが出来なくなった場合、KHA本体を開け、専用書込みツールを使用したデータ書き込みが必要となります。弊社営業担当へご連絡ください。

5. バージョンアップ内容

本バージョンアップでの主な追加規格内容を次に示します。

高調波限度値/測定技術規格名の変更(KHA1000/3000)

規格設定名及びレポート表記を変更しました。

国際規格 IEC61000-3-2:Ed5.0(2018)(EN61000-3-2:2019)
主な変更点

規格の選択肢及びテストレポートに印字される規格名の変更および限度値の追加を行いました。
照明器具(Class C)で使用される新しい限度値を追加しました。
5W以上25W以下の照明器具については以下のいずれかに適合すること

  • Class D 限度値(表3第2列の電力関連限度値)以下であること
  • Class C 限度値(表2)または3次、5次の高調波含有率と電流波形による判定に適合すること(7.4.3 項)
  • THD(70%以下)、2次(5%以下)、3次(35%以下)、5次(25%以下)、7次(30%以下)、9次・11次(20%以下)の高調波含有率条件に適合すること ←New!
    これにより従来のIEC61000-3-2:Ed4.0の選択肢はなくなりますが、規格上、Class Cの新しい限度値を使用しない限り測定器の処理内容は従来のIEC61000-3-2:Ed3.0 Amd2およびEd4.0と変わりません。 IEC 61000-3-2 Ed5.0 Amd1(2020)は今後のバージョンアップで対応予定です(日程未定)
国内規格 JIS C61000-3-2(2019)
主な変更点

IEC61000-3-2 Ed5.0 に準拠した内容となりました。

フリッカ/電圧変動限度値/測定技術規格名の変更(KHA1000/3000)

規格設定名及びレポート表記を下記規格に対応するよう変更しました。

国際規格 IEC61000-3-3:Ed3.1(2013)(EN61000-3-3:2013)
主な変更点

規格の選択肢及びテストレポートに印字される規格名を上記に変更しました。
測定技術規格でIEC61000-4-15 Ed2.0(2010)を選択することで上記規格に対応いたします。
規格上、測定器の処理内容は従来のEd3.0と変わりません。

機能の追加・変更

前回の有償アップデート以降に変更された以下の機能が利用可能になります。

KHA1000

「オーバーレンジで終了する」機能の削除。「する」固定となりました。
誤って「しない」に設定すると試験結果がすべて Failになるため本機能を削除いたしました。

KHA3000

IEC61000-3-12 電源品質確認機能の動作変更。無負荷状態で電源品質を確認するように変更いたしました。これに伴い、試験開始前に確認ダイアログが表示されます。(従来は何も表示されませんでした)お手数ですが交流電源を出力ONにし、無負荷状態で「電源品質の確認」ボタンをクリックして電源品質の確認を行ってから試験を行ってください。

SD005-KHA/SD006-KHA

PCR-WE/WE2/WE2R/WEA/WEA2/WEA2Rシリーズに対応しました。SD006-KHA+KHA3000でPCR-WE/WEAをコントロールする場合は SD006-KHA の「ダイレクト接続」にて対応します。KIKUSUI NEWS No72-053/4(KHA3000本体からの制御には対応いたしません)


その他、何かご不明な点がございましたらお問い合わせ頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

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