本機は、ファームウェアバージョン4.50未満では、出力オフ時に約200μs間だけ出力電圧を0Vにし、その後はハイインピーダンスになります。
容量性負荷の場合、この200μsの間にコンデンサから本機へ電流が流れます。負荷の静電容量にもよりますが、容量が大きいほど戻ってくる電流も大きくなり、本機の内部半導体保護(OCP)が作動し、結果として出力が遮断される場合があります。 この出力遮断をなくす方法として、ファームウェアバージョン4.50以上の機器では、この200μsの間に0Vにする動作をなくすことができます。
これは「Surge suppression機能をOFFにする」ことにより実現できます。お手数をおかけしますが、お持ちのPCR500LEのファームウェアバージョンをご確認ください。
ファームウェアのバージョンアップは弊社WEBサイトのソフトウェア/ファームウェアからダウンロード可能で、USBメモリを使って本機のバージョンアップが可能です。 (上記の記述内容はPCR-LE/LE2シリーズ全機種に対応しています。) 詳細は、ユーザーズマニュアルをご確認ください。