交流耐電圧試験器について高電圧発生回路の方式を教えてください。

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当社の交流耐電圧試験器には、2種類の高電圧発生回路があります。
スライダック方式とスイッチング方式(PWMアンプ方式)です。

【スライダック方式】
スライダック(可変単巻変圧器)で必要な電圧値に変換する構造の製品です。このタイプの製品は100V±10%といった狭い入力電圧範囲になります。
この方式を採用した製品

  • 860(A)
  • 871
  • 865(A)(AZ)(Z)
  • 866(A)(AZ)(Z)
  • 863(A)
  • TOS8850(A)
  • TOS8750
  • TOS8650
  • TOS8651
  • TOS8630
  • TOS8610
  • TOS8830
  • TOS8030
  • TOS8040
  • TOS5000シリーズ

なお、入力変動対策および周波数可変が必要な場合は耐電圧試験器の入力に交流安定化電源(当社のPCRシリーズなど)を使用することで対策となります。
ただし、周波数は、一般的な商用トランスを使用していますので、50Hz/60Hzのいずれかになります。

【スイッチング方式(PWMアンプ方式)】
高電圧を発生するスイッチング電源を使用した製品です。スイッチング電源の採用により入力電源範囲はユニバーサル仕様となり世界中で使用することができます。
この方式を採用した製品

  • TOS9300シリーズ
  • TOS9200シリーズ
  • TOS5300シリーズ
  • TOS5200
  • TOS5052
  • TOS9000

従来はスライダック方式の製品が主でしたが、工場の海外展開や自動試験のニーズの高まりから安定性や機能性に優れたスイッチング方式(PWMアンプ方式)の製品に移行しています。

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