コーヒーブレイク コラム

思い込みってこういうことか 〜そう思っていないところが落とし穴〜

先月のゴールデンウイークでのこと。以前買ったハイカ(ハイウェイカード)の残度数が少なくなっていたので、新しいものを買おうと思い立ちました。と、聡明なるみなさんは既にここでお気付きでしょうが、ハイカの運用は2006年3月末 […]
投稿日-2006年6月

 

先月のゴールデンウイークでのこと。以前買ったハイカ(ハイウェイカード)の残度数が少なくなっていたので、新しいものを買おうと思い立ちました。と、聡明なるみなさんは既にここでお気付きでしょうが、ハイカの運用は2006年3月末で終了していました。しかしこのとき脳天気なわたしは、そんなこととはつゆにも思わず、近所の金券ショップへと自転車に乗って出かけました。

金券ショップは、駅前商店街のはずれにあります。勝手知ったる昼下がりの道をチンタラとペダルを漕いで行きます。連休のためかシャッターを下ろした店も多い商店街を進みながら「たしかここら辺の右側だったよな・・・」と思いながら、記憶にある店がまえを捜しました。ところがその場所は金券ショップではなく、異国風立ち飲み屋となっていました。ありゃりゃ、これは閉店か?、ん?それとも店鋪移転? それにしても昼間っからもう呑んでるヤツがいるんかいな・・・。などと思いながらその先に続く商店街へ自転車を進めましたが、一向にそれらしい店はありません。結局商店街をぐるっと一周してみたものの見当たらず、仕方なく家へ帰りました。

そして家人に「店がなくなってたよ」と告げたところ、「え?パパ知らなかったの?通りの相向いに移ったのよ。」と家人。茫然自失とはこのことを言うのでしょうか。しばらく言葉が出ませんでした。もちろんそれは店があるとかないとかいう問題では無く、全くそれに気付けなかった自分にびっくりしてしまったのです。ふと若年性アルツハイマーという言葉が脳裏をよぎります。ネットで調べたらハイカはもう買えない(使えない)と分かり金券ショップに用はなくなりました。しかし、なぜ自分は移った店に気付かなかったのか気になってしょうがない。家人にコンビニに行ってくると言うと、そそくさと現場検証に向いました。

異国風立ち飲み屋の道をはさんだ斜め向いに、たしかに金券ショップはありました。ただし看板らしきものは全くなく、シャッターは下ろされ、「ゴールデンウイーク休業のおしらせ」という小さな張紙に書かれた店名でようやくここがあの金券ショップであるということを知る感じでした。これじゃわからんよなぁ。少しほっとしました。とりあえずまだボケではないらしい・・・。しかし、店がないと思った後、無意識にとった自分の行動の珍妙さ(思い込み)に結構ヘコみました。そこにあると思っていたものがなかった時、その左右もしくは延長線上にしか捜索の意識が伸びませんでした。まさか「反対側」にあるとは全く思わなかったのです。

わたしたちの行動はメンタルモデル(心の見取図)に依るところが多い(ロジカルシンキングの限界?)。自分としてはわかっているつもりだったのですが、まさしくわかっているつもり。「店は右側、右側・・・」と刷り込んでいたわけです。思い込みとは、当人がそう思っていないところが落とし穴なんだ。

これは、店が見つからなかったという、しょうもない駄話ですが、類したことを仕事や生活の中で、知らず知らずにやっていそうです。もっともそうしないよう気を付けようにも「自分が気付かない」のだから事が厄介です。もしくはアタマが固くなってきたということなんでしょうかね。巷では脳トレが流行っているようですが、どうやら私も無縁ではなさそうな気配が・・・買うかDS。

1つ星2つ星 (+2 評価, 1 投票)
藤川

執筆者: 藤川

お気軽にご質問・ご相談ください

カタログダウンロード一覧を見る
導入検討中・見積り依頼メールで問い合わせる
close

検索

サイト内の記事と製品を検索

製品のみを検索  サポート記事から検索