ワイドレンジ直流安定化電源

ワイドレンジ直流安定化電源PWRシリーズ

80V〜650Vまで、3タイプの広い動作範囲を持った電力型電源

PWRシリーズは、定格出力電力以内で広範囲な電圧・電流設定の組み合わせが可能な定電圧(CV)/定電流(CC)自動移行型直流安定化電源です。例えば定格出力電力1600Wのモデル(PWR1600L)であれば、80V-20Aから16V-100Aまでシームレスな動作領域を実現。PWRシリーズ1台で、従来型の単一レンジ直流電源3〜6機種分の出力範囲をカバーすることができます。

特長

拡張動作領域

【拡張動作領域について】Lタイプは定格電流の最大160%までの拡張動作領域があります。但し、拡張動作領域では、一部仕様を満足しな い場合があります。

  • 連続拡張動作領域
    (定格出力電流の 120%まで)連続出力可能、但し、周囲温度 30°C以上ではディレーティングあり
  • 断続拡張動作領域
    (定格出力電流の120%〜160%まで)
    最大10分間の連続出力、但し、出力時間の2倍以上の休止時間が必要

1台で何役もこなす非常に便利でお得な電源です

PWRシリーズは、電圧電流をいろいろ変えての試験や、開発アイテムにより様々な電圧電流範囲の異なる研究開発実験など、ご使用環境がよく変化する用途に貢献します。

  • カーエレクトロニクス関連
    EPS モータ、ラジエター、ファンモータ、DD コンバータ、 車載用ハーネス、ECU、ドアロック、パワーウインドウ、HID、ランプなど
  • 電子部品
    TFT バックライト、太陽光発電用インバータ、DD コンバータなど
  • 電池
    鉛電池、シール電池など
  • 通信機器
    交換機、通信用サーバーなど
  • 各種試験
    試験電圧・電流が未定な用途に
動作領域の比較

前面出力端子を標準装備

デスクトップユースのための前面出力端子(30Aまで)を標準装備しています。

デスクトップユースのための前面出力端子 直流電源

ワンコントロール並列運転が可能

同一機種によるワンコントロール並列運転で最大8kW(1600Wモデル×5台)の大容量電源に対応できます。

デジタル通信機能(TPバス)を標準装備

アナログ外部コントロールに加え、デジタル通信機能(TPバス)を標準装備しています。別売オプションのパワーサプライコントローラ(PIA4850)を使用して最大32台のPWRシリーズをUSB経由でコントロールできます。またシーケンス作成ソフトウェア、ウェービー(Wavy for PAS&PWR)を使って思い通りのシーケンスパターンでPWRシリーズを1台出力制御およびリードバックをおこなえます。(Wavyで複数台制御する際は別途ご相談ください。)

5倍比の電圧・電流可変域をシームレスに実現(注:Hタイプは3.25倍比)

幅広い動作領域により一台で単一レンジ直流電源の数機種分の出力範囲をカバー。また最大電力を400W、800W、1600Wと、従来よりやや大きく設定。余裕をもった試験がおこなえます。

マージン試験はもちろん高電圧化する各種デバイスに余裕で対応

最大出力電圧は80V。車載電装品なら42Vの150%(63V)、通信系なら48Vの150%(72V)といったマージン試験も余裕で対応できます。また、Mタイプ(320V)は、フラットパネルディスプレイなどの省エネ回路設計や新材料開発に、Hタイプ(650V)は、自動車関連機器、太陽光発電用インバータなど、高電圧化傾向にある様々な機器の試験に対応できます。

定格電流の最大160%まで出力できる2つ拡張動作領域(Lタイプのみ)

拡張動作領域により、定格電流の160%までの出力が取れます。車載用モータなど、始動時に大きな電流を必要とする負荷に便利です。また、周囲温度に制限はありますが定格出力電流の120%まで連続出力を、時間制限を加えれば定格出力電流の160%まで出力することができますので、ワンランク下の電源容量で試験が可能。設備コスト、スペースの低減にも貢献します。

ワンコントロール並列および直列運転(※1,2)

デジタル通信機能(TP-BUS)を標準装備。別売のパワーサプライコントローラ(PIA4830たまはPIA4850)を使用して最大32台のPWRシリーズをGPIB、RS-232CまたはUSBで制御できます。また別売のシーケンス作成ソフトウェア「ウェーヴィー(Wavy for PAS & PWR)を使えば、プログラム言語を全く知らない方でもパソコンを使って思い通りのシーケンスパターンでPWRシリーズの出力制御およびリードバックをおこなうことができます。

ワンアドレス(ノード)で最大32台のPWRシリーズを制御可能

ワンアドレス(ノード)で最大32台のPWRシリーズを制御可能

任意IV特性(ARB)モードでは、IV特性上の任意の点(電圧値、電流値のセット)を複数登録することで、任意のIV特性を設定できます。任意の点は3 点~ 100 点まで登録できます。LED 負荷のシミュレーションなどに利用できます。

任意IV特性(ARB)モード

その他の機能

ショート機能を作動させると、定電流(CC)モードでは最大電流値、定抵抗(CR)モードでは最小抵抗値に設定され、EXT CONT コネクタのリレー(DC30 V/1 A)接点が閉じます。外部の大電流用リレーなどを駆動して負荷入力端子をショートさせることができます。

  • アナログ外部制御機能装備。電圧、抵抗による各出力電圧・電流コントロールが可能。
  • リモートモニタリング標準装備。出力電圧、出力電流および動作モードの外部アナログモニタリングができます。
  • 高調波電流抑制のための力率改善回路(力率0.98)を内蔵し、高効率スイッチング回路(効率70%)を搭載。
  • 電圧、電流および電力(W)表示が可能な4桁表示ディスプレイ。電力を確認しながら電圧、電流の設定が可能。
  • デスクトップユースのための前面出力端子(30Aまで)を標準装備。
  • 保護回路として、OVP(過電圧保護)、OCP(過電流保護)、OPP(過電力保護)、OHP(過熱保護)を標準装備。
  • 誤操作で設定を変更してしまうことを防止するためのロック機能を装備。パネルロック状態のときには、OUTPUTスイッチを除く前面パネルのスイッチと設定ノブが無効になります。
  • AC入力は100Vから240Vまでのユニバーサル対応。

仕様

仕様出力 リップル電源変動負荷変動電源入力・その他
形名CVCC定格電力CVCCCVCCCVCC入力電流外形寸法重量
V(定格)A(最大)AWmVrmsmArms0.05%+mV0.1%+mA0.05%+mV0.1%+mAAC(100/200V)Aタイプ(約)kg
PWR1600L (LLC)0〜800〜10016016002016031051026.0/13.015
PWR800M (LLC)0〜3200〜12.5800203531051012.5/6.258
PWR1600M (LLC)0〜251600255031051025.0/12.515
PWR800H (LLC)0〜6500〜4800302031051012.0/6.08
PWR1600H (LLC)0〜81600404031051024.0/12.015
 

ラインアップ

オプション

シリーズオプションです。詳しいオプション製品については製品単体ページにてご確認ください。

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