
多機能直流電子負荷装置PLZ-4WHシリーズ
EV・HEVの高電圧コンバータ、電池試験に。ブースタで大容量をローコストで実現!
PLZ-4WHシリーズは、高い信頼性と安全性を基本に設計された多機能電子負荷装置です。最大動作電圧650V、安定かつ高速動作を可能にする電流制御回路を装備し、実負荷シミュレーションを実現します。CPU制御による操作性の向上と多機能化、また電流設定は高精度化が図られ、十分な設定分解能を保有しています。さらにUSB、GPIB、RS232Cの通信機能の標準装備により各種検査システムへの組み込みが容易に行えます。
特長
大容量に対応
最大9kW/450Aを省スペース&ローコストで実現
PLZ1004WHに別売のブースタPLZ2004WHBを最大4台接続することにより、最大9kW/450Aの電子負荷装置として使用可能です。同一機種の並列運転より最大約25%のコストダウン、30%のサイズダウン(省スペース化)になります。なお、接続にはオプションの並列運転ケーブルPC01-PLZ-4WとPC02-PLZ-4Wが接続台数に応じて必要となります。
ブースタによる並列運転台数と容量(最大電流と最大電力)
[table id=422 /]同一機種の並列運転が最大5台まで可能
ブースタを使用しない並列運転では、マスタ機を含めて同一機種を最大5台まで並列接続できます(最大5kW/250A)。接続はワンコントロール・マスタスレーブ運転となり、マスタ機のパネルでシステム全体の制御及び表示が可能になります。なお、接続にはオプションの並列運転ケーブルPC01-PLZ-4Wが接続台数に応じて必要となります。
並列運転台数と容量(最大電流と最大電力)
[table id=423 /]信頼の基本性能
ローレンジ(1/100)を装備
CC、CR、CPの各モードは、H、M、Lの3レンジを持っています。Lレンジは1/100となっていて一台で小電力から大電力までカバーできます。
[table id=424 /]広範囲な応答速度(Response)の切換可能
本機は入力電流や電圧を検出し、その値を負帰還制御することで動 作しています。被試験物の応答特性や負荷配線の長さやループの大 きさによって起きる動作不安定等に対して、この負帰還制御の応答 速度(Response)を下記の様に設定し、最適な応答速度を選択 することで安定な動作を確保することができます。
[table id=425 /]ロードオン・オフ動作
システムに応じて柔軟に対応するロードオンオフ機能
ロードオン・オフ動作は通常操作のほかに下記を選択可能です。
- 電源投入時にロードオンの状態で起動
- ロードオンの経過時間を表示
- 一定時間経過時間後にロードオフ
- リレー等の外部信号によってロードオン・オフ
ソフトスタート機能
急峻な電圧印加にも安心
定電流モードにおいて、「電流設定がされていて、かつLOAD ON状態」で、DUTより電圧が急峻に加えられても過電流※の発生を防ぐことができます。たとえば電池の放電試験において、何かの原因で急に放電用の電子負荷に電圧が印加されても過電流の発生を抑えることができます。 ※ 電子負荷入力端子間には静電容量があります。この容量への充電放電電流は流れます。
CCモードで電源の立上げが可能
定電圧電源の試験において多くの場合、起動時の立上り時間計測に は定抵抗モード、負荷変動試験では定電流モードで試験されます。 しかし、ソフトスタート時間 を定電圧電源の立上り時間相 当に設定しておくと、立上り 時間計測、負荷変動試験とも 動作モードを変えず、定電流 モードで行うことができます。 (ソフトスタート時間:1、2、 5、10、20、50、100、 200 ms より選択可)
シーケンス機能
電流波形などを内部にプログラムして実負荷シミュレーション
任意に設定したシーケンスパターンを内蔵メモリに保存実行できます。シーケンスプログラムはノーマルシーケンスが10個、ファーストシーケンスが1個保存できます。シーケンスの編集実行はパネルよりおこなうことができますが、また別売のシーケンス作成ソフト「Wavy」※により簡単に編集実行が可能です。※パソコンは、USB,RS232C,GPIBのいずれかのインターフェースが必要です。
ノーマルシーケンス
各ステップごとに実行時間、Load ON/OFFを設定できます。レベルはステップ状にを変化させるばかりでなく、ランプ状に変化させることができます。またPAUSEによる一時停止や、外部のトリガ入力による一時停止の解除、トリガ出力など外部機器との同期が可能です。
ファーストシーケンス
各ステップを高速に実行します。時間分解能が高いため、高速のシ ミュレーションが可能です。実行時間、レベル、トリガ出力の設定 が可能です。
シーケンス設定パラメータ
[table id=426 /]
リモートセンシング機能
配線による電圧ドロップを補償
DUTへセンシング端子を接続するにより、定抵抗モードでは配線の抵抗値まで含めた合成抵抗値をパネルより設定できます。また定電力モード、定電圧モードではセンシングを接続した点を一定電力、一定電圧に設定することができます。またこれらの定電圧、定電力および定抵抗モードでは過渡特性が改善されるため、動作の安定にもつながります。(補償可能電圧:片道 2V)
スイッチング機能
過渡応答試験の試験条件も自在にその場で可変
定電流モードおよび定抵抗モードにて、内蔵発振器で最高4kHzでのスイッチング動作が可能です。またレベル、周波数、デューティ比などの設定パラメータはロードオン中でも変更することができます。
ショート機能
ワンアクションで、電流制限評価の効率アップ
直流電源の「電流制限特性のフの字特性試験」などで、ワンアク ションでに最大電流値(定電流モード時)または最小抵抗値(定抵 抗モード時)に設定でき、作業効率を上げることができます。同時 に EXT CONT コネクタに接点信号が出力されますので、外部のリ レー等を駆動して被試験器の出力をショートすることにより、さら にインピーダンスの低いショートを実現できます。
経過時間表示と自動ロードオフタイマ
ちょっと便利な電池放電機能
経過時間表示、UVP(低電圧保護)、ロードオフ電圧表示、自動ロードオフタイマの4つの機能を組み合わせることにより、電池の放電試験にべんりな「放電の開始から終止電圧までの時間測定」および「放電開始から一定時間経過後の閉路電圧測定」の2つの試験を行うことができます。
ABCプリセットメモリ
瞬時に設定値呼び出し
各モードの各レンジごとに A、B、Cの3つのメモリがあり、設定値を保存することができます。保存された設定値は、ロードオン中でも自由に呼び出し、保存ができます。定電流+定電圧、定抵抗+定電圧モードでは、定電流および定電圧、定抵抗および定電圧の両方のメモリの呼び出し・保存ができます。
保護機能・その他
過電流保護(OCP)、過電力保護(OPP)、過電圧検出(OVP)、低電圧保護(UVP)、過熱保護(OHP)、逆接続検出(REV)、外部アラーム入力検出、コンフィグレーション設定、セットアップメモリ(100個)。
アプリケーション
仕様
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ラインアップ
大容量モデル(スマートラック/ロードパック)
PLZ-4W SR/LP、PLZ-4WH SR/LPシリーズ
PLZ-4W SR/LP、PLZ-4WH SR/LPシリーズ
PLZ-4WH SR/LPシリーズは、PLZ1004WHとブースターを専用のラックパーツにてアセンブルした大容量モデルです。動作電圧範囲5〜650V、最大13kW、650Aまで対応します。
- 容量は5kW〜13kW、2タイプ(SR/LP)、計6モデル
- 専用部品による最適化設計。また組配、校正など全てが完了済みで納品されますので、即日稼働できます。
- スマートラック(SR)のサイズは、多機能高速応答タイプの電子負荷としては業界最小クラス!
- ロードパック(LP:9kW/11kW)は、ブースタの追加取付が可能!(※取付工事・調整は当社にて)
- AC電源は90V〜250V自動切換・15A以下。特別な配線工事は不要です。
- 大容量はもちろん、小容量入力でも仕様を保証(試験データ標準添付)
- デジタルインターフェース(USB/RS-232C/GPIB)標準装備
- シーケンス作成・制御ソフトウェア「Wavy」で制御可能
- 安全(感電防止)を最大限考慮した負荷入力端子部
- 大電流対応の負荷ケーブルをオプションでご用意
- 大電流対応の負荷ケーブルをオプションでご用意
































