DME/TACAN・トランスポンダ・TCAS ランプテストセット
IFR6000/6015
IFR6000/6015
0円 (税込:0円)
- 各テスト・モードに 1 個のメインユーザスクリーン
- シンプルなユーザーインタフェース、ユーザが見る必要がある、あらゆるパラメータがスクリーン上に表示
- 取り外し可能なアンテナ
- 大型のディスプレイ
- 軽量(約3.6kg)、コンパクト。
- 6 時間を超えるバッテリー持続時間
- FAR(Federal Aviation Regulations 連邦航空規則)43 部 付録 F に完全対応。
- 欧州の基本/拡張監視に対応。
- TACAN および IFF モード 1、2 に対応(IFR6015 のみ)
※IFR6000は販売終了いたしました。
製品概要
DME・TACAN・トランスポンダ・TCAS の動作を機体に搭載したままチェック!
IFR6015 はコンパクト・軽量・全天候のセットで、DME/TACAN はもちろん、トランスポンダ (Mode1,2,3/A,C,S)、TCAS I,II および軍用 E-TCAS のテストのために設計されました。
ユーザが通常見る必要のあるあらゆるパラメータがスクリーンの上に表示される、非常に使い易いインタフェースが特徴です。
コントロール
XPDR(トランスポンダ)、TACAN(タカン)/DME および TCAS 用に、専用に設けられた “Mode” キーにより、迅速に動作モードを選択できます。アプリケーションによって変化するソフトキーと、データ選択/変更キーが直感的なマン・マシン・インタフェースを提供します。
TACAN(タカン)モードには、周波数 / チャンネル選択と、 RF レベルコントロールのための専用キーが提供されます。TACAN(タカン)とTCAS モードにおいて、”Range” や “Rate” のように頻繁に変更されるパラメータのための専用キーを備えています。
オペレーションモード
各動作モードには、1 個のメインユーザスクリーンがあります。動作モードは以下の通りです。
- XPDR(トランスポンダ)
(サブモード:ADS-B MON、ADS-B GEN、および GICB) - TACAN(タカン)
(サブモード:T/R Norm、Inv、Range Only、A/A Beacon、Inv、Range Only) - TCASⅠ、Ⅱ(サブモード:TIS)
- E-TCAS
大部分のテストはメインユーザスクリーンを出ることなく行えます。これは、作業技術者の試験業務を簡素化します。
MK12/S トランスポンダ/XPDRオート・テスト
ユーザーが一般的に見る必要があるあらゆるパラメータは、1つのスクリーンに表示されます。
オート・テストは、FAR(Federal Aviation Regulations:連邦航空規則) Part 43 appendix F によって定義されたすべてのテストを実行します。Eurocontrol (欧州航空安全機構)から提案された追加テストを含みます。特定のモードテストは、選択された設定により決定されます。
モード S テストは、ミスによる失敗を避けるため、報告されたトランスポンダレベルに従い自動的に行われます。
テストリストは、オート・テストスクリーンから選択されます。これはオート・テストを含む個々のテストのどれかを選択する簡単な手段を提供します。2ページ目のスクリーン上のテストにはIFR 6015では、13 UF16、14 UF20、15 UF21、16 UF24、17 基本監視 1、18 基本監視 2、19 拡張監視が割り当てられています。
個々のテストで Fail と判定された項目は、▶印によって特定されます。
ユーザーは、テストで要求される設定を選択します。ATCRBS とモードS トランスポンダについては、トランスポンダのクラスが分からない場合、汎用的な設定が選択され、最も広い限度値が適用されます。IFR 6015 は、自動的にモードS トランスポンダレベルを決定します。
INFOソフトキーを押すことにより、選択されたコンフィグパラメータを表示できます。
ATCRBS、モード S、Mk10、Mk12、MK12/S トランスポンダの試験に適応する 10 種の既成の設定が提供されます。
Eurocontrol(欧州航空航法安全機構)基本監視 DAP(Downlink Air-craft Parameters)は、2 つのスクリーンに、Eurocontrol 拡張監視 DAPは、1 つのスクリーンに表示されます。
TACAN(タカン)
ユーザーの必要なすべての項目が、1 個のスクリーン上に表示されます。
- トラック感度試験用の RF レベルコントロールが可能。
- 全てのTACAN(タカン)チャンネルをサポート。
- 計測された全ての UUT パラメータを表示します。
- TACAN(タカン)の試験モード:T/R Norm、T/R Range Only、T/R Inverse、A/A Beacon、A/A Range Only、および A/A Inverse。
TCAS
対応する TCAS の形式は以下の通りです。
TCASⅠMODE C / TCASⅡATCRBS / TCASⅡMODE S / E-TCAS
自動高度機能は、現在の高度を得るためのテストで、航空機の Mode S トランスポンダに対し質問します。オート・テストスクリーンから、あらかじめ名前をつけて格納されたシナリオを直接選択してください。
ADS-B MON
トランスポンダからの DF17 拡張スキッタと 1090 MHz の ADS-B 放射器からの DF18 拡張スキッタをモニタするために用いられます。
ADS-B MON LIST は、サポートされた BDS フォーマットを表示します。BDS の状態は、スキッタが捕捉されているか、利用できない、または見つからないことを示すために表示されています。
BDS DATA キーは、選択された BDS フォーマットの DF17 または DF18拡張スキッタを通じて受信される全ての内容を表示します。
ADS-B GEN
BDS リストはサポートされている BDS フォーマットを示します。
BDS SELECT キーは、BDS ナンバーを独立に選択します。
BDS ENABLE/DISABLE キーは、DF17 または DF18 拡張スキッタを経由してスキッタリングする選択された BDS 番号を有効、または無効にします。
BDS DATA キーは、選択された BDS 番号の BDS DATA スクリーンを表示します。
BDS DATA スクリーンは、RTCA/ICAO 工学単位の、選択された BDS フォーマットの全ての内容を表示します。
NEXT と PREV PARAM キーは、DATA キーによって編集を行うフィールドデータを選択します。
GICB
DAP’s(全フィールド)のモニターに用いられます。
BDS LIST は、サポートされた BDS フォーマットの表示をサポートします。
BDS DATA キーは、選択された BDS 番号の BDS DATA スクリーンを表示します。
BDS DATA スクリーンは、GICB DF20 または DF21 を通じて RTCA/ICAO 工学単位で受け取られる、選択された BDS フォーマットの全ての内容を表示します。
TIS
被試験航空機(UUT)に関する、最大 5 つの静的な脅威機がシミュレート可能です。
その他
- 放射試験:軽量の完全に密封された指向性アンテナが添付されており、テストセットに取り付け携帯して、または三脚に載せて使用できます。
- 直接接続試験:UUT に付属の RF 同軸ケーブルにより RF I/O ポートに接続出来ます。
- 運搬用ケース:頑丈なプラスチックの運搬用ケースが添付されており、テストセット、指向性アンテナ、RF 同軸ケーブル、アンテナシールド、端子拡張ボックス、電源/充電器を収納できます。
【略語】
XPDR:トランスポンダの略記。自動応答する航空管制用の送受信機
DME:距離測定装置(Distance Measurement Equipment)
TCAS:空中衝突防止装置(Traffic alert and Collision Avoidance System)
ATCRBS:航空交通管制(用)レーダービーコンシステム(Air Traffic Control Rader Beacon System)
ADS-B:放送型自動従属監視(Automatic Dependent Surveillance – Broadcast)
TIS:交通情報サービス(Traffic Information Services)
GICB:地上喚起コムB(Ground Initiated Comm-B)、SSR(二次監視レーダ)のプロトコルのひとつ
仕様
DME モード
RF信号発生器(地上 DME / TACAN 設備のシミュレート)
出力周波数 | 応答周波数 | 範囲 | 962 MHz | 1213 MHz |
---|---|---|---|---|
確度 | ±10 kHz | |||
▲プリセット 1 (DoD) | T/R モード 17X、18X*1 | |||
A/A モード 17X、17Y | ||||
逆 A/A モード 80X、80Y | ||||
▲プリセット 2 (AN/ASM-663) | 5X、5Y、47X、47Y、89X、89Y | |||
Preset 3 (AN/ARM-184) No Preset | ||||
Preset 4 (2650/2655) | ||||
18X、18Y、47X、47Y、100X、100Y、123X、123Y | ||||
出力レベル | アンテナポート | 範囲 | -67 dBm | -5 dBm*2 |
-67 dBm | -2 dBm*3 | |||
分解能 | 0.5 dB | |||
確度 | ±2 dB | |||
被試験ユニット-アンテナ間距離 ※図①参照 | 約1.83 m(6 ft) | 約76.2 m(250 ft)*4 | ||
RF I/O ポート | 範囲 | -115 dBm | -50 dBm*2 | |
-115 dBm | -47 dBm*3 | |||
分解能 | 0.5 dB | |||
確度 | ±1 dB*5 | |||
±2 dB*6 | ||||
応答パルス間隔 | P1 – P2 ※図②参照 | 12 μs ± 0.1 μs*7 | ||
30 μs ± 0.1μs*8 | ||||
応答パルス幅 | P1/P2 | 3.5 μs ± 0.5 μs | ||
エコー応答 | コントロール | ON / OFF | ||
位置 | 30 NMI ± 1 NMI | |||
振幅 | -11 dB ± 1 dB*9 | |||
応答パルス 立ち上がり/立ち下がり時間 ※図③参照 | 全パルス | 立ち上がり時間 | 2.0 μs ± 0.25 μs*10 | |
立ち下がり時間 | 2.5 μs ± 0.25 μs*11 | |||
応答遅延 | T/R X チャンネル | 固定応答遅延 | 50 μs ± 100 ns | |
T/R Y チャンネル | 56 μs ± 100 ns | |||
▲A/A X チャンネル | 62 μs ± 100 ns | |||
▲A/A Y チャンネル | 74 μs ± 100 ns | |||
距離遅延(可変) | X および Y チャンネル | 範囲 | 0 NMI | 450.00 NMI |
分解能 | 0.01 NMI | |||
確度 | ±0.01 NMI | |||
距離遅延(プリセット) | X および Y チャンネル | Preset 1 (DoD) 範囲 | 0、3、10、30、100、200、300、400 NMI | |
Preset 2 (AN/ASM-633) 範囲 | 0、10、150、297 NMI | |||
Preset 3 (AN/ARM-184) 範囲 | 0、50、100、150、200、250、300、350、400 NMI | |||
Preset 4 (2650/2655) 範囲 | 0、5、125、283 NMI | |||
分解能 | 0.01 NMI | |||
確度 | ±0.01 NMI | |||
距離変化率(速度、可変) | X および Y チャンネル | 範囲 | 0 kts | 6500 kts |
分解能 | 1 kts | |||
確度 | ±0.01 % typ.*12 | |||
距離変化率(速度、プリセット) | X および Y チャンネル | Preset 1 (DoD) レート | 0、250 kts (A/A モードでは 1000 kts) | |
Preset 2 (AN/ASM-633) レート | なし | |||
Preset 3 (AN/ARM-184) レート | 0、2400 kts | |||
Preset 4 (2650/2655) レート | なし | |||
分解能 | 1 kts | |||
確度 | ± 0.01 % typ. ± 0.5 % で試験 | |||
スキッタ | ▲パルス繰り返し周波数 | T/R(X) & T/R(Y) NORM,INVERSE,RNG ONLY | 2700 Hz | |
A/A RNG ONLY,BEACON,INVERSE | 1350 Hz | |||
確度 | ±2 % | |||
分布 | MIL STD 291CとARINC 568 | |||
応答率 | 範囲 | 0% | 100% | |
分解能 | 1% | |||
確度 | ±0.5 % | |||
▲識別トーンパルス対 | T/R(X) および T/R(Y) モード選択 | 選択可能な 4 文字のコードまたはトーン | ||
周波数 | 1350 Hz | |||
確度 | ±2 Hz | |||
イコライザ パルス対 | Ident ペアからの間隔 100 μs ± 10 μs | |||
▲識別トーン単パルス | A/A(X) & A/A(Y) モード選択 | 選択可能な 4 文字のコードまたはトーン | ||
周波数 | 1350 Hz | |||
確度 | ±2 Hz | |||
INVERSE モード | A/A(X),A/A(Y),T/R(X),T/R(Y) | Low アクティブ、北が基準、同期トリガ出力 | ||
▲ A/A モード質問 | P1 – P2 | 12 μs ± 0.1 μs (A/A X チャンネル) @ 50 % pk | ||
P1 – P2 | 24 μs ± 0.1 μs (A/A Y チャンネル) @ 50 % pk | |||
質問レート | 150 pps、±5 Hz | |||
▲ 15/135 Hz 方位信号 | 変調レベル | 15 Hz、21 % ±2.5 % | ||
135 Hz、21 % ±2.5 % | ||||
周波数 | 15/135 Hz <±0.2 % | |||
位相確度 | <±0.3° | |||
歪 | <2.5 % | |||
▲ 方位 | 可変 | 0 〜 359.5°〜0.5°刻みで増加 | ||
確度 | ±0.1° | |||
プリセット | Preset 1 (DoD) 範囲 | 0°、45°、90°、135°、180°、225°、270°、315° | ||
Preset 2 (AN/ASM-663) 範囲 | 0°、45°、180°、225° | |||
Preset 3 (AN/ARM-184) 範囲 | 0°、90°、180°、337.5° | |||
Preset 4 (2650/2655) 範囲 | 90°、230°、320° | |||
質問パルス復調 | 必ず応答しなければならない公称コード対間隔 | < ±0.5 μs | ||
応答してはならない公称コード対間隔 | > ±1.0 μs | |||
▲ MRB T/R(X) | グループ | 12 パルス対 | ||
パルス間隔 | 12 μs ± 0.1 μs | |||
パルス対間隔 | 12 μs ± 0.1 μs | |||
▲ MRB T/R(Y) | グループ | 13 単発パルス | ||
パルス間隔 | 30 μs ± 0.1 μs | |||
▲ MRB A/A BEACON (X & Y) | グループ | 10 単発パルス | ||
パルス間隔 | 30 μs ± 0.1 μs | |||
▲ ARB T/R(X) | グループ | 6 パルス対 | ||
パルス間隔 | 12 μs ± 0.1 μs | |||
パルス対間隔 | 24 μs ± 0.1 μs | |||
▲ ARB T/R(Y) | グループ | 13 単発パルス | ||
パルス間隔 | 15 μs ± 0.1 μs |
被試験ユニット測定(機上 DME / TACAN の出力測定)
実効放射電力 | 範囲 | +47 dBm | +66.1 dBm |
---|---|---|---|
分解能 | 0.1 dB | ||
確度 | ±2 dB | ||
直接接続尖頭パルス電力 | 範囲 | +47 dBm | +66.1 dBm |
分解能 | 0.1 dB | ||
確度 | ±1 dB | ||
周波数 | 範囲 | 1025.00 MHz | 1150.00 MHz |
分解能 | 10 kHz | ||
確度 | ±20 kHz | ||
▲質問パルス間隔 | P1 – P2 間隔 | 10 μs | 14 μs*13 |
P1 – P2 間隔 | 22 μs | 26 μs*14 | |
P1 – P2 間隔 | 34 μs | 38 μs*15 | |
分解能 | 10 ns | ||
確度 | ±20 ns | ||
質問パルス繰り返し周波数 | 範囲 | 1 Hz | 300 Hz |
分解能 | 1 Hz | ||
確度 | ±2 Hz/td> | ||
▲A/A 応答遅延 | A/A(X) | 62 μs (-2 +4 μs accept) | |
A/A(Y) | 74 μs (-2 +4 μs accept) | ||
分解能 | 10 ns | ||
確度 | ±100 ns |
トランスポンダモード
RF信号発生器(SSRのシミュレート)
RF 出力周波数 | 質問周波数 | 1030 MHz | ||
---|---|---|---|---|
確度 | ±10 kHz | |||
RF 出力レベル | アンテナポート | MTL + 6 dB typ.*16 | ||
範囲 | -67 dBm | -2 dBm*17 | ||
分解能 | 0.5 dB | |||
確度 | ±2 dB | |||
被試験ユニット – アンテナ間距離 | 約1.83 m(6 ft) | 約70.0 m(200 ft)*18 | ||
RF I/O ポート | MTL + 6 dB typ.(自動でコントロールされる) | |||
範囲 | -115 dBm | -47 dBm | ||
分解能 | 0.5 dB | |||
確度 | ±1 dB*19 | |||
±2 dB*6 | ||||
ATCRBS/SIF/モードS 質問パルス間隔 ※図④参照 | ▲モード 1 | P1 – P2 | 2.00 μs ± 25 ns | |
P1 – P3 | 3.00 μs ± 25 ns | |||
▲モード 2 | P1 – P2 | 2.00 μs ± 25 ns | ||
P1 – P3 | 5.00 μs ± 25 ns | |||
モード 3A | P1 – P2 | 2.00 μs ± 25 ns | ||
P1 – P3 | 8.00 μs ± 25 ns | |||
モード C | P1 – P2 | 2.00 μs ± 25 ns | ||
P1 – P3 | 21.00 μs ± 25 ns | |||
モード S | P1 – P2 | 2.00 μs ± 25 ns | ||
P1 – P6 | 3.50 μs ± 25 ns | |||
P1 – SPR | 4.75 μs ± 25 ns | |||
P5 – SPR | 0.40 μs ± 50 ns | |||
INTERMODE 質問パルス間隔 ※図④参照 | モード A | P1 – P3 | 8.00 μs ± 25 ns | |
P1 – P4 | 10.00 μs ± 25 ns | |||
モード C | P1 – P3 | 21.00 μs ± 25 ns | ||
P1 – P4 | 23.00 μs ± 25 ns | |||
質問パルス幅 ※図⑤参照 | モード A、C、S、一括 | P1、P2、P3 | 0.80 μs ± 50 ns | |
モード S | P6 (Short DPSK Block) | 16.25 μs ±50 ns | ||
P6 (Long DPSK Block) | 30.25 μs ±50 ns | |||
P5 – SPR | 0.80 μs ± 50 ns | |||
一括 | P4 (短) | 0.80 μs ± 50 ns | ||
P4 (長) | 1.60 μs ± 50 ns | |||
質問パルス 立ち上がり/立ち下がり時間 ※図⑤参照 | 全モード | 立ち上がり時間 | 50 ns | 100 ns |
立ち下がり時間 | 50 ns | 200 ns | ||
位相変調 | 全モード | 遷移時間 | 80 ns 以下 | |
位相偏移 | 180°± 10° | |||
SLS(サイドローブ抑圧)レベル*22 | ATCRBS/SIF | SLS レベル (P2) | -9 dB*20 | |
0 dB*21 | ||||
OFF | ||||
モード S | SLS レベル (P5) | -12 dB*23 | ||
+3 dB*24 | ||||
OFF | ||||
質問試験信号パルス繰り返し周波数(PRF) | モード S | 50 Hz ± 5 Hz | ||
ATCRBS/SIF | 235 Hz ± 5 Hz |
被試験ユニット測定(トランスポンダの応答測定)
実効放射電力(@ 1090 MHz) | 範囲 | +45.5 dBm (35.5 W) | +59 dBm (800 W) | |
---|---|---|---|---|
分解能 | 0.1 dB | |||
確度 | ±2 dB | |||
直接接続尖頭パルス電力 (@ 1090 MHz) | 範囲 | +46.5 dBm (45 W) | +59 dBm (800 W) | |
分解能 | 0.1 dB | |||
確度 | ±1 dB | |||
送信機周波数 | 範囲 | 1087.000 MHz | 1093.000 MHz | |
分解能 | 10 kHz | |||
確度 | ±50 kHz | |||
受信機感度、放射 MTL(最小トリガレベル)*25 | 範囲 | -79 dBm | -67 dBm | |
分解能 | 0.1 dB | |||
確度 | ±2 dB typ. | |||
受信機感度、直接接続 MTL(最小トリガレベル) | 範囲 | -79 dBm | -67 dBm | |
分解能 | 0.1 dB | |||
確度 | ±2 dB | |||
応答遅延時間 | ATCRBS/SIF | 範囲 | 1.80 μs | 7.00 μs |
分解能 | 10 ns | |||
確度 | ±50 ns | |||
モード S、ATCRBS/モード S オールコール | 範囲 | 125.00 μs | 131.00 μs | |
分解能 | 10 ns | |||
確度 | ±50 ns | |||
応答遅延時間ジッタ | ATCRBS/SIF | 範囲 | 0.00 μs | 2.30 μs |
分解能 | 1 ns | |||
確度 | ±20 ns | |||
モード S、ATCRBS/モード S オールコール | 範囲 | 0.00 μs | 6.00 μs | |
分解能 | 1 ns | |||
確度 | ±20 ns | |||
パルス間隔 ※図⑥参照 | F1 – F2 | 範囲 | 19.70 μs | 21.60 μs |
分解能 | 1 ns | |||
確度 | ±20 ns | |||
モード S プリアンブル | 範囲、P1 – P2 | 0.8 μs | 1.2 μs | |
範囲、P1 – P3 | 3.3 μs | 3.7 μs | ||
範囲、P1 – P4 | 4.3 μs | 4.7 μs | ||
分解能 | 1 ns | |||
確度 | ±20 ns | |||
パルスデコーダ | モード 1、2、3/A | 4096 コードと等価なバイナリ(2進数)は、Xパルスを含み表示される。Ident と非常応答は表示される。 | ||
モード C | 高度 | |||
パルス幅 ※図⑦参照 | F1 および F2 | 範囲 | 0.25 μs | 0.75 μs |
分解能 | 1 ns | |||
確度 | ±20 ns | |||
モード S プリアンブル | 範囲 | 0.25 μs | 0.75 μs | |
分解能 | 1 ns | |||
確度 | ±20 ns | |||
パルス振幅変化 | 範囲、モード S (P1 に比例) | -3 dB | +3 dB | |
範囲、ATCRBS/SIF (F1 に比例) | -3 dB | +3 dB | ||
分解能 | 0.1 dB*26 | |||
確度 | ±0.5 dB | |||
DF 11スキッタ周期 | 範囲 | 0.10 s | 4.88 s | |
分解能 | 10 ms | |||
確度 | ±10 ms | |||
ダイバシティアイソレーション | 範囲 | 0 dB | >20 dB*27 | |
試験距離 | 1.83 m (6 ft) | 28.96 m (95 ft) | ||
分解能 | 0.1 dB | |||
確度 | ±3 dB |
TCAS/E-TCASモード
RF信号発生器(トランスポンダの応答シミュレート)
出力周波数 | 応答周波数 | 1090 MHz | ||
---|---|---|---|---|
確度 | ±10 kHz | |||
出力レベル (実効放射電力シミュレーション) | アンテナポート*29 | 放射電力 | -68 dBm typ.*28 | |
範囲 | -67 dBm | -2 dBm*17 | ||
分解能 | 0.5 dB | |||
確度 | ±2 dB | |||
被試験ユニット-アンテナ間距離 | 約1.83 m(6 ft) | 約91.4 m(300 ft)*18 | ||
RF I/O ポート | オートモード | -68 dBm*30 | ||
マニュアルモード範囲 | -115 dBm | -47 dBm | ||
分解能 | 0.5 dB | |||
確度 | ±1 dB*19 | |||
±2 dB*6 | ||||
応答パルス間隔 ※図⑥参照 | モード C | F1 – F2 | 20.30 μs ± 25 ns | |
F1 – C1 | 1.45 μs ± 25 ns | |||
F1 – A1 | 2.90 μs ± 25 ns | |||
F1 – C2 | 4.35 μs ± 25 ns | |||
F1 – A2 | 5.80 μs ±25 ns | |||
F1 – C4 | 7.25 μs ± 25 ns | |||
F1 – A4 | 8.70 μs ± 25 ns | |||
F1 – B1 | 11.60 μs ± 25 ns | |||
F1 – D1 | 13.05 μs ± 25 ns | |||
F1 – B2 | 14.50 μs ± 25 ns | |||
F1 – D2 | 15.95 μs ± 25 ns | |||
F1 – B4 | 17.40 μs ± 25 ns | |||
F1 – D4 | 18.85 μs ± 25 ns | |||
モード S | P1 – P2 | 1.00 μs ± 25 ns | ||
P1 – P3 | 3.50 μs ± 25 ns | |||
P1 – P4 | 4.50 μs ± 25 ns | |||
P1 – D1 | 8.00 μs ± 25 ns | |||
D1 – Dn (n=2 to 112) | (n-1)×1.00 μs ± 25 ns | |||
応答パルス幅 ※図⑦参照 | モード C | 全パルス | 0.45 μs ± 50 ns | |
モード S | P1- P4 | 0.50 μs ± 50 ns | ||
D1 – D112 | 0.50 μs ± 50 ns、1 μs*31 | |||
応答モード | TCAS I/II Mode C*32 | |||
TCAS II Mode S formats 0、11、16 | ||||
E-TCAS モードフォーマット 0、4、5、11、16、20、21 | ||||
応答パルス振幅 | ATCRBS | ±1 dB*33 | ||
モード S | ±1 dB*34 | |||
応答パルス 立ち上がり/立ち下がり時間 ※図⑦参照 | 全モード | 立ち上がり時間 | 50 ns | 100 ns |
立ち下がり時間 | 50 ns | 200 ns | ||
応答率 | 範囲 | 0% | 100% | |
分解能 | 10% | |||
確度 | ±1 % | |||
距離変化率(速度) | 範囲 | -1200 kts | +1200 kts | |
分解能 | 10 kts | |||
確度 | 10% | |||
高度範囲 | 範囲 | -1000 ft | 126,000 ft | |
分解能、モード C | 100 ft | |||
分解能、モード S | 25 ft | |||
高度変化率 | 範囲 | -10,000 fpm | +10,000 fpm*35 | |
分解能 | 100 fpm*35 | |||
確度 | 10% | |||
スキッタ | コントロール | ON/OFF | ||
レート | 0.8 s | 1.2 s*36 | ||
受信機 ※図⑧参照 | パルス間隔 ATCRBS (モード C 一括) | S1 – P1 | 2.0 μs | |
Accepts | ≤±200 ns | |||
Rejects | ≥±1.0 μs | |||
P1 – P3 | 21.0 μs | |||
Accepts | ≤±200 ns | |||
Rejects (<10 % 応答) | ≥±1.0 μs | |||
P1 – P4 | 23.0 μs | |||
Accepts | ≤±200 ns | |||
Rejects (<10 % 応答) | ≥±1.0 μs | |||
パルス間隔 モード S | P1 – P2 | 2.0 μs | ||
Accepts | ≤±200 ns | |||
Rejects (<10 % 応答) | ±1.0 μs | |||
P1 – SPR | 4.75 μs | |||
Accepts | ≤±200 ns | |||
Rejects (<10 % 応答) | ≥ ±1.5 μs | |||
抑圧 | パルス間隔 ATCRBS(P2 or S1) | P1 のレベルより少なくとも 0.5dB 上回る (<10 % 応答) |
被試験ユニット測定
実効放射電力 (@ 1030 MHZ) | ATCRBS | 範囲 | +43 dBm (20 W) | +58 dBm (631 W) |
---|---|---|---|---|
分解能 | 0.1 dB | |||
確度 | ±2 dB | |||
モード S | 範囲 | +43 dBm (20 W) | +58 dBm (631 W) | |
分解能 | 0.1 dB | |||
確度 | ±2 dB | |||
直接接続尖頭パルス電力(@ 1030 MHz) | ATCRBS | 範囲 | +43 dBm (20 W) | +58 dBm (631 W) |
分解能 | 0.1 dB | |||
確度 | ±1 dB | |||
モード S | 範囲 | +43 dBm (20 W) | +58 dBm (631 W) | |
分解能 | 0.1 dB | |||
確度 | ±1 dB | |||
周波数 | 範囲 | 1029.900 MHz | 1030.100 MHz | |
分解能 | 1 kHz | |||
確度 | ±10 kHz | |||
TCASブロードキャストインターバル | 範囲 | 1.0 s | 12.0 s | |
分解能 | 0.1 s | |||
確度 | ±0.2 s |
その他の仕様
各種入出力 | RF I/O | Type | 入力 / 出力 | |
---|---|---|---|---|
インピーダンス | 50 Ω typ. | |||
最大入力レベル | 4 kW pk | |||
10 W 平均 | ||||
VSWR | <1.3:1 | |||
アンテナ | Type | 入力 / 出力 | ||
インピーダンス | 50 Ω typ. | |||
最大入力レベル | 10 Wpk | |||
0.5 W 平均 | ||||
ビデオ | Type | 出力 | ||
インピーダンス | 50 Ω typ. | |||
生成ビデオレベル | 1.1 Vp-p ± 0.4 Vp-p | |||
受信ビデオレベル | IF のレベルに比例 | |||
ベースライン | ±0.5 V | |||
試験用アンテナ | VSWR | <1.5:1 | ||
ゲイン | 6 dB typ.*37 | |||
周波数標準(タイムベース(TCXO)) | 温度安定性 | ±1 ppm | ||
エージングレート | ±1 ppm / 年*38 | |||
確度 | ±1 ppm | |||
計測限界 | ±0.3 ppm | |||
バッテリー | 形式 | リチウムイオン | ||
電池動作時間 | 連続動作で > 4 h | |||
>6 h typ. | ||||
入力電力(本体) | 入力範囲 | 11 Vdc | 32 Vdc | |
消費電力 | 55 WMAX | |||
公称 16 W*39 | ||||
ヒューズ定格 | 5 A, 32 Vdc, Type F | |||
入力電力(付属ACアダプタ/充電器) | AC 入力電圧範囲 | 100 Vac 〜 250 Vac、 1.5 A MAX.、 47 Hz 〜 63 Hz | ||
AC 入力電圧変動 | 公称入力電圧の 10 % 以下 | |||
過渡過電圧 | 設置カテゴリ 2 | |||
環境条件(本体) | 使用 | 汚染度 2 | ||
高度 | 4800 m 以下 | |||
動作温度 *40 | -20 ℃ | 55 ℃ | ||
保存温度 *41 | -30 ℃ | 71 ℃ | ||
湿度(5 ℃ 〜 30 ℃) | 95 % (±5 %) | |||
湿度(30 ℃ 〜 40 ℃) | 75 % (±5 %) | |||
湿度(40 ℃ 〜 55 ℃) | 45 % (±5 %) | |||
環境条件(付属ACアダプタ/充電器) | 使用 | 屋内 | ||
高度 | 10,000 m 以下 | |||
動作温度 | 0 ℃ | 40 ℃ | ||
保存温度 | -20 ℃ | 71 ℃ | ||
寸法・重量(本体) | 高さ | 約285 mm ( 11.2 in ) | ||
幅 | 約231 mm ( 9.1 in ) | |||
奥行き | 約69 mm ( 2.7 in ) | |||
質量 | 3.6 kg以下 | |||
補足情報 | 認証(本体) | 動作時の高度 | MIL-PRF-28800F Class 2 | |
非動作時の高度 | MIL-PRF-28800F Class 2 | |||
ベンチトップ取り扱い | MIL-PRF-28800F Class 2 | |||
ダスト吹きつけ | MIL-STD-810F Method 510.4,Procedure I | |||
防滴 | MIL-PRF-28800F Class 2 | |||
爆発性雰囲気 | MIL-STD-810F Method 511.4,Procedure 1 | |||
相対湿度 | MIL-PRF-28800F Class 2 | |||
動作可能衝撃 | MIL-PRF-28800F Class 2 | |||
振動限界 | MIL-PRF-28800F Class 2 | |||
動作温度 *42 | MIL-PRF-28800F Class 2 | |||
非動作温度 *43 | MIL-PRF-28800F Class 2 | |||
輸送落下 | MIL-PRF-28800F Class 2 | |||
安全規格 | UL-61010B-1 EN 61010-1 CSA 22.2 No 61010-1 | |||
EMC | EN 61326 | |||
認証(付属ACアダプタ/充電器) | 安全規格 | UL 1950 DS CSA 22.2 No. 234 VDE EN 60950 | ||
EMI(電磁耐性)/ RFI(高周波妨害)適合性 | FCC Docket 20780 Curve “B” | |||
EMC | EN 61326 | |||
認証(運搬用ケース) | 落下試験 | FED-STD-101C Method 5007.1 Paragraph 6.3,Procedure A,レベル A | ||
落球衝撃試験 | ATA 300 カテゴリ I | |||
振動(ルースカーゴ) | FED-STD-101C Method 5019 | |||
振動(掃引) | ATA 300 カテゴリ I | |||
擬似降雨 | MIL-STD-810F Method 506.4 Procedure II of 4.1.2、FED-STD-101C Method 5009.1 Sec 6.7.1 | |||
浸水 | MIL-STD-810F Method 512.4 |
●全ての仕様は、5分間のウォームアップ期間後に規定されます。 ●仕様の値が範囲を持つ場合、下限値と上限値を記述しております。
▲ … IFF システムに関する情報は、公開されている情報です
▲ … TACAN システムに関する情報は、公開されている情報です
(MIL STD 291C 参照)
*1 ▲可変チャンネルは、1 から 126(X&Y) のプリセットチャンネルから選択する *2 T/R Norm、T/R Inv、A/A ビーコン、A/A Inv *3 T/R Rng のみ、A/A Rng のみ *4 添付アンテナ使用時 *5 -95 dBm 〜 -50 dBm *6 -115 dBm 〜 <-95 dBm *7 T/R X チャンネル @ 50 % pk *8 T/R Y チャンネル @ 50 % pk *9 応答レベルに比例 *10 10 % 〜 90 % *11 90 % 〜 10 % *12 ± 0.5 % で試験 *13 T/R X および A/A X チャンネル *14 A/A Y チャンネル *15 T/R Y チャンネル *16 -83 〜 -68 dBm の MTL 範囲へ自動でコントロールされる *17 アンテナポートにおいて *18 標準添付アンテナにて *19 -95 〜 –47 dBm *20 -1 〜 +0 dB P1 のレベルに比例 *21 -0 〜 +1 dB P1 のレベルに比例 *22 SLS レベル試験においては、SLS レベルは自動的に制御される *23 -1 〜 +0 dB P6 のレベルに比例 *24 -0 〜 +1 dB P6 のレベルに比例 *25 0 dBi のアンテナ使用時 *26 RCI 経由の場合 0.01 dB *27 試験距離によって決まる *28 10 NMI レンジにおいて自動コントロールされる。 0 dBi 被試験ユニットアンテナにて *29 10NMI レンジにおける 50.5 dBm トランスポンダ実効放射電力のシミュレーション *30 10 NMI レンジにおいて自動コントロールされる *31 chip 幅 *32 高度レポートを含む *33 F1 に比例 *34 P1 に比例 *35 fpm = ft/min *36 ランダムな分布 *37 50 Ω 負荷時 *38 グランド基準 *39 充電されたバッテリーから 18 Vdc を供給したとき *40 バッテリー充電時の温度範囲:5 °C 〜 40 °C(充電器内部で制御される) *41 リチウムイオンバッテリーは、-20 °C以下または 60 °C以上の環境では必ず取り外すこと *42 温度範囲は -20 °C 〜 55 °C に拡張される *43 -30 °C 〜 71 °C に縮小される