3台の出力COM端子を接続し三相Y結線とします。更に3台を同期させ、マスター機を基準にスレーブ機2台の開始位相を120°ずつずらすことで三相で出力することが出来ます。
設定方法
- まず、それぞれのPBZのCONFIGメニューからSYNCHRONOUSを選択し、マスター機→MASTER,スレーブ機→SLAVE,スレーブ機(端末)→SLAVE(E)に任意に割り当てます。
- マスター機に割り当てたPBZの開始位相設定をAC>PHASEで0degにします。
- 同じようにスレーブ機に割り当てたPBZの開始位相を120deg、スレーブ機(端末)に割り当てたPBZの開始位相を240degに設定します。
- マスター機で出力電圧・出力周波数を設定し、出力のオンを行います。
出力のオフはマスター/スレーブ関係なく行えます。
接続方法
- 3台の同期運転させるため、マスター機の背面の10MHz OUT端子からスレーブ機、スレーブ機(端末)の10MHz IN端子へ接続します。
- 同じようにマスター機の背面TRIG OUT端子からスレーブ機、スレーブ(端末)のTRIG IN端子へ接続します。
- 出力端子は3台それぞれのOUT端子同士、それぞれのCOM端子同士を接続し、負荷へ接続してください。
同期運転につきましては、ユーザーズマニュアル「コンフィグ項目の詳細>同期動作」をご覧ください。