交流耐電圧試験の場合、テストリードのストレー容量に電流が流れているので、その電流値を表示しています。
ストレー容量とは、寄生容量や浮遊容量とも呼ばれるものでテストリードを例としますと、高電圧側テストリードと低電圧側テストリード間に並列してコンデンサーがあるような振る舞いをします。これがストレー容量です。
テストリードのストレー容量に流れる電流値は、各製品のユーザーズマニュアルの仕様にも記載しておりますが、標準値としては1kVで16uA、2kVで32uAとなっています。テストリードを撚り合わせたりすると電流値は増加します。
テストリードのストレー容量は不可避ですので、高感度の判定を実施する場合には、テストリードや測定冶具などのストレー容量に流れる電流を上限/下限基準値値に加えた値を考慮するようにしてください。
TOS9200シリーズ/TOS9300シリーズには、ストレー容量を減算するオフセットキャンセル機能があります。

